ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

心斎橋鰻谷寄席・睦月~2024.01.26

2024-01-26 16:16:16 | 心斎橋鰻谷寄席

心斎橋鰻谷寄席・睦月~2024.01.26

凄い落語会に出会いました。終わりが近づいたトリ前のはるか・かなたさんの漫才中に、「ウィーン、ウィーン」「パープォ、パープォ」警報機がけたたましく鳴りはじまる。非常扉も開いて廊下をバタバタ走りまわるスタッフさん。その間もずっと漫才をしゃべり続けるはるか・かなたさん。

その後五階の工事中の砂塵が影響して非常警報が関知したと原因はわかったのですが、一向に止まらず。そこで遊喬、呂翔、喬龍、喬明、香子さんが舞台に出てきて、お囃子紹介を、その間もずっと警報機は鳴りっぱなし。
「一番太鼓」に「二番太鼓」、出囃子で「石段」に「野崎」を。他にというので鶴二さんの「独楽」四代目松鶴さんの「狸」をリクエストしたんですが、「狸」は却下。鶴二さんの「独楽」をして頂いて、警報の音にも負けずに15分ほど客席を大いに楽しませてくれました。すごいチーム笑福亭。

あの警報が鳴っている中で15分も延長しながら漫才をし続けた、はるか・かなたさん、芸人さんが舞台を降りると逆にお客さんが混乱すると、舞台を離れず状況と客席と楽屋を見ながらの喋りっぱなしの漫才、すべてが落ち着くまで舞台は下りないという強い意志、芸人魂が燃えてましたな。

その後の、治まってからの鶴二さんの長講「らくだ」、これもいつも以上に急ぐことなくゆったりと火屋まで行くフルバージョン、どんな危機に対しても真正面から立ち向かう芸人さんの凄さが伝わってきた落語会でおました。

本日は、演者さん、スタッフさん、皆さんご苦労様でした。大地震ではじまった令和六年、まだまだ身の回りにはいろんなことが起こりそうですな。

〇、笑福亭喬明・・・「動物園」
可愛い、かわいい、喬明ちゃんの「動物園」

一、笑福亭喬龍・・・「花色木綿」
この頃立て続けに聞く喬龍さんの「花色木綿」、聞きやすくてうまい。

二、ブルーウェーブ・・「漫才」
何とも笑いの少ない高座。角座の良さは新顔の漫才に会えること。がっかり。

三、笑福亭喬介・・・・「金明竹」
「定吉」というところを「作次郎」と間違えての喬介さん。こんなんのも愛嬌なのが喬介さん。やはり、たのしい、楽しい、「金明竹」でおました。

四、笑福亭呂翔・・・・「もぎどり」
お囃子の薫子さんが居られるので、お稽古も含めて上方らしいにぎやかな「もぎとり」、この後は石松さんにとリクエストしてのリレー落語。

五、森乃石松・・・・・「軽業」
続けての、石松さんの「軽業」。でも、石松さん大分痩せられたが、落語の「軽業」は少し重たそうでしたな。

六、ラッキー舞・・・・「大神楽曲芸」
流石の舞さんの曲芸。でも天井が低くてやり難そう。それでも、包丁の上での皿回しもいつもながらヒヤヒヤします、すご~い。

七、露の都・・・・・・「ハルちゃん」(作・石山悦子)
美容パックの話から「ハルちゃん」へ、このながれ最近のお決まりですな。でも、失礼ながらいつも自然体の都さんの落語、よろしおますな。

八、笑福亭呂竹・・・・「江戸荒物」
「江戸荒物」呂竹さんで四回目。呂好さんで三回、呂翔さんで二回聞いてます。まさに呂鶴一門の十八番でおますな。

九、笑福亭遊喬・・・・「初天神」
二十六日ですが、一月の二十五日がまさに「初天神」。寅ちゃん、向かいのおっさん床へも行かして、飴屋、みたらし屋まできっちりと。

十、海原はるか・かなた「漫才」
あの警報が鳴っている中で15分も延長しながら漫才をし続けた、はるか・かなたさん、芸人さんが舞台を降りると逆にお客さんが混乱すると、舞台を離れず状況と客席と楽屋を見ながらの喋りっぱなしの漫才、すべてが落ち着くまで舞台は下りないという強い意志、芸人魂が燃えてましたな。

*、お囃子紹介
その後五階の工事中の砂塵が影響して非常警報が関知したと原因はわかったのですが、三十分間一向に止まらず。そこで遊喬、呂翔、喬龍、喬明、香子さんが舞台に出てきて、お囃子紹介を、その間もずっと警報機は鳴りっぱなし。
「一番太鼓」に「二番太鼓」、出囃子で「石段」に「野崎」を。他にというので鶴二さんの「独楽」四代目松鶴さんの「狸」をリクエストしたんですが、「狸」は却下。鶴二さんの「独楽」をして頂いて、警報の音にも負けずに15分ほど客席を大いに楽しませてくれました。すごいチーム笑福亭。

十一、笑福亭鶴二・・・「らくだ」
渾身の「らくだ」お疲れ様でした。なんとも言えない騒然とした空気の中での一席、鶴二さんにとっても、お客の私たちにとっても忘れられない一席になりました。40分の長講でたっぷり「らくだ」の世界に、さすがでおました。



心斎橋鰻谷寄席・睦月
2024年1月26日(金)午後1:00開演
心斎橋角座

〇、笑福亭喬明・・・「動物園」
一、笑福亭喬龍・・・「花色木綿」
二、ブルーウェーブ・・「漫才」
三、笑福亭喬介・・・・「金明竹」
四、笑福亭呂翔・・・・「もぎどり」
五、森乃石松・・・・・「軽業」
六、ラッキー舞・・・・「大神楽曲芸」
七、露の都・・・・・・「ハルちゃん」(作・石山悦子)
八、笑福亭呂竹・・・・「江戸荒物」
九、笑福亭遊喬・・・・「初天神」
十、海原はるか・かなた「漫才」
*、お囃子紹介
十一、笑福亭鶴二・・・「らくだ」






コメント (2)
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ごまめ自家製らーめん・1080~2024.01.26

2024-01-26 12:12:12 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん
ごまめ自家製らーめん・1080~2024.01.26

“焼豚ラーメン”

美味しい焼豚があったので、たっぷり載せて“焼豚ラーメン”。やはりバラの豚の焼き豚は脂がたっぷりで美味しおます。普段のハムみたいな焼豚とは違ってお金を出せば、美味しいものはどんどん手に入りますな。
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いちばんやさしい60代からのiPhone~増田由紀

2024-01-26 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆

結構、iPhoneをSNSのツールとして毎日使っているので、チェックも兼ねて読み出す。結果90%使いこなせてるようです。用心のために、お買い物と地図だけは避けています。今回まあ新たに使おうとしたのは音声入力。目も手の動きも鈍くなってきたので年寄りには武器になりそうです。




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