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世界文化社 |
☆☆☆
あの「東芝日曜劇場」を永年にわたってプロデュースした石井ふく子さんのご本。
平成5年3月28日の放送で幕を閉じたのだが、初回だと37年、1877回、
石井ふく子さんが本格的に制作に加わって、35年1785本にかかわってこられた。
人の輪を大事に、人との和を大切に、一つの作品に全力であたっての結果である。
一つ一つを大事にすればこそ、1785本という気の遠くなる数字さえ達成できる。
ご自分のことを“仕事バカ”と仰りながら、ドラマを仕上げた後の満足感のため、
疲れた、金輪際やめたと言いながらも、手抜きなどできない。
本の最後に、石井ふく子さんがプロデュースした「東芝日曜劇場」の全作品の、
放送日、題名、脚本、演出、出演、の方々の一覧表がついているが。
いかに、女優さんを育ててきたのかがよくわかる、
本の中でも一人一人丁寧に、女優さんとの想い出を書かれていますが・・・・・・
名前をあげると。
大原麗子、森光子、泉ピン子、池内淳子、松阪慶子、杉村春子先生、山岡久乃、
中田喜子、大空眞弓、沢田雅美、赤木春恵、沢口靖子、和泉雅子、岸本加世子、
奈良岡朋子、佐久間良子、香川京子、浅田美代子、長山藍子、竹下景子、乙羽信子
浜木綿子、小川知子、浅丘ルリ子、水谷良重、波乃久里子、京マチ子、林美智子、
山田五十鈴先生、研ナオコ、小林綾子、水前寺清子、東てる美、若尾文子、
渡辺美佐子、草笛光子、小手川祐子、いしだあゆみ、淡島千景、美空ひばり。
まさに、日本の女優陣、総揃いで壮観でおます。
「東芝日曜劇場」といえば、学生時代にみたある言葉が想いだされます。
男性が女性に(いや、女性が男性にか)プロポーズするシーンですが、
「今あなたにあげれるものといえば、五月の青い若葉と精いっぱい愛する心だけです、
でも結婚しましょうね、でも結婚しましょうね。」
もう、40年以上経っているのに、覚えているとは自分自身に驚きです。
その一覧表で、探すとそれらしきものは、
858回・1973年5月20日放送、「五月の恋」松山善三脚本、大空眞弓主演みたいです・・・が。
どんなドラマだったか、もう一度観てみたいみたいもんです。
森光子さんの「天国の父ちゃんこんにちは」とか池内淳子さんの「女と味噌汁」とか
次々、思いだされてきましたが・・・・・・・・
本日は、これまで。
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でも結婚しましょうね、でも結婚しましょうね
その詩は、『天国の父ちゃんこんにちは』・・・だったと思います。
森光子扮する未亡人が『こんちはパンツ屋で~す』と自転車でのパンツの行商をする~実話にもとずいたドラマ。
娘役に仁木てるみ、息子役に、ずしたかお(字体は忘れました)でした。
連続ドラマではなく、不定期の連続でした。
そう言われると『天国の父ちゃんこんにちは』の様な気がしてきました。
娘役の仁木てるみさんは、すぐ上の兄貴がお気に入りでした。