ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

お蔭さまで~石井ふく子

2015-05-10 05:06:07 | 本の少し
お蔭さまで
クリエーター情報なし
世界文化社

☆☆☆

あの「東芝日曜劇場」を永年にわたってプロデュースした石井ふく子さんのご本。
平成5年3月28日の放送で幕を閉じたのだが、初回だと37年、1877回、
石井ふく子さんが本格的に制作に加わって、35年1785本にかかわってこられた。

人の輪を大事に、人との和を大切に、一つの作品に全力であたっての結果である。
一つ一つを大事にすればこそ、1785本という気の遠くなる数字さえ達成できる。
ご自分のことを“仕事バカ”と仰りながら、ドラマを仕上げた後の満足感のため、
疲れた、金輪際やめたと言いながらも、手抜きなどできない。

本の最後に、石井ふく子さんがプロデュースした「東芝日曜劇場」の全作品の、
放送日、題名、脚本、演出、出演、の方々の一覧表がついているが。


いかに、女優さんを育ててきたのかがよくわかる、
本の中でも一人一人丁寧に、女優さんとの想い出を書かれていますが・・・・・・
名前をあげると。

大原麗子、森光子、泉ピン子、池内淳子、松阪慶子、杉村春子先生、山岡久乃、
中田喜子、大空眞弓、沢田雅美、赤木春恵、沢口靖子、和泉雅子、岸本加世子、
奈良岡朋子、佐久間良子、香川京子、浅田美代子、長山藍子、竹下景子、乙羽信子
浜木綿子、小川知子、浅丘ルリ子、水谷良重、波乃久里子、京マチ子、林美智子、
山田五十鈴先生、研ナオコ、小林綾子、水前寺清子、東てる美、若尾文子、
渡辺美佐子、草笛光子、小手川祐子、いしだあゆみ、淡島千景、美空ひばり。

まさに、日本の女優陣、総揃いで壮観でおます。


「東芝日曜劇場」といえば、学生時代にみたある言葉が想いだされます。
男性が女性に(いや、女性が男性にか)プロポーズするシーンですが、

「今あなたにあげれるものといえば、五月の青い若葉と精いっぱい愛する心だけです、
でも結婚しましょうね、でも結婚しましょうね。」

もう、40年以上経っているのに、覚えているとは自分自身に驚きです。

その一覧表で、探すとそれらしきものは、
858回・1973年5月20日放送、「五月の恋」松山善三脚本、大空眞弓主演みたいです・・・が。

どんなドラマだったか、もう一度観てみたいみたいもんです。


森光子さんの「天国の父ちゃんこんにちは」とか池内淳子さんの「女と味噌汁」とか
次々、思いだされてきましたが・・・・・・・・

本日は、これまで。



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2 コメント

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Unknown ()
2015-05-08 07:32:03
「今あなたにあげれるものといえば、五月の青い若葉と精いっぱい愛する心だけです、
でも結婚しましょうね、でも結婚しましょうね

その詩は、『天国の父ちゃんこんにちは』・・・だったと思います。
森光子扮する未亡人が『こんちはパンツ屋で~す』と自転車でのパンツの行商をする~実話にもとずいたドラマ。
娘役に仁木てるみ、息子役に、ずしたかお(字体は忘れました)でした。
連続ドラマではなく、不定期の連続でした。
返信する
ありがとうございます。 (も さん へ)
2015-05-10 15:43:39
もさん、ありがとうございます。

そう言われると『天国の父ちゃんこんにちは』の様な気がしてきました。

娘役の仁木てるみさんは、すぐ上の兄貴がお気に入りでした。
返信する

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