父と私 (B&Tブックス) | |
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日刊工業新聞社 |
☆☆☆
今、田中角栄の本が注目されているが、
田中眞紀子さんが娘の立場から、田中角栄を政治家そして父として述べた本である。、
母親からは、「マコちゃん(眞紀子)が男であったら・・・・・」と常々言われ
この言葉は、父である角栄氏の心の叫びでもあると思える。
また、タコができるほど眞紀子さんに言い聞かせていた言葉に、
「感謝の心を忘れるな」
「時を大切にせよ」
「明朗闊達であれ」
そして、国民の為に政治家として何をすべきなもか、
特に外交は何をすべきなのか、あくまで理と熱をもった人物同士が
筋の通った白熱の議論を冷静に戦わせない限り進展はありえない。
曖昧な理想主義やいい加減な思いつきでは道は拓けないことは証明された。
この、難しい外交の時代に角栄さんが現役で国をひっぱっていかれたら、
さて、どんな形で近隣の国と接しているのか、興味あるところである。
政治が混沌としているが故に、
待望論として今、再び角栄さんが注目されてるんですな。
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