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本の値段って何で決まるの。高い安いは、普段、文庫本より単行本、ページ数が多い少ない薄い厚い本、絵本や画集のように、多色使いや大判、でなんとなくこれだったらと、本の値段、相場がわかっていたつもりでしたが・・この本、スマホサイズながら、そこそこの値段がついていたので、あれっ。発行部数との関係ですか、まあ、中身が大事だとはわかってはいるんですが。
大阪にあるミニコミ専門書店の「シカク」が不定的に配信しているメールマガジンに「編集長・鈴木のぼやき」に書かれた文章をまとめたもの。駅のエスカレーターの並び方やJRの四人掛けの座席の背もたれの倒すタイミングや、おじさんとおじいさんの境界線で悩んだり、世の中に向かって声高々に問題提示するでもなく、日ごろのちょっとした“ぼやき”をポロリポロリと綴ったもの。そのどうでもよい気安さで、言うだけで気がすんでしまう、なんともお気軽な心のいらつき、そんな小さなこと、みんな自己昇華して暮らしていますな。
②、クラッカと大きさが変わらぬ、この本。
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