ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

どくとるマンボウ昆虫記

2009-12-29 14:22:25 | 本の少し

どくとるマンボウ昆虫記
北杜夫
新潮社文庫・・・・100円(昭和43年発売の値段、もちろん今は高いはず)
☆☆☆

本上まなみさんの「ほんじょの虫干」で、初めて読んだ文庫本はと、
本棚から出してきた、「どくとるマンボウ昆虫記」を読み終えた。

今年、遣り残した事が、一つ減って、良かった、良かった。

読むと、懐かしいところと、まるっきり忘れているところ。
人間の記憶とは、いかなるものか、結果から言うと、
昆虫に関しては案外記憶薄く、間の無駄口は、案外覚えている。

昆虫記でありながら、北杜夫氏の人間に対する好奇心が、
ことあるごとに、愉しい文章に乗せて悦ばせてくれる。
改めて読むと、昆虫記プラス人間記の内容。

まさに、私が、エッセイ好きにはまった、バイブルと改めて再確認した本でおました。



どくとるマンボウ昆虫記 (1963年) (中央公論文庫)
北 杜夫
中央公論社

このアイテムの詳細を見る



にほんブログ村 本ブログ 読書日記へにほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 落語仲間とのクリスマス~高安亭 | トップ | 落語納めはやはり鶴二さん~... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本の少し」カテゴリの最新記事