どくとるマンボウ昆虫記
北杜夫
新潮社文庫・・・・100円(昭和43年発売の値段、もちろん今は高いはず)
☆☆☆
本上まなみさんの「ほんじょの虫干」で、初めて読んだ文庫本はと、
本棚から出してきた、「どくとるマンボウ昆虫記」を読み終えた。
今年、遣り残した事が、一つ減って、良かった、良かった。
読むと、懐かしいところと、まるっきり忘れているところ。
人間の記憶とは、いかなるものか、結果から言うと、
昆虫に関しては案外記憶薄く、間の無駄口は、案外覚えている。
昆虫記でありながら、北杜夫氏の人間に対する好奇心が、
ことあるごとに、愉しい文章に乗せて悦ばせてくれる。
改めて読むと、昆虫記プラス人間記の内容。
まさに、私が、エッセイ好きにはまった、バイブルと改めて再確認した本でおました。
どくとるマンボウ昆虫記 (1963年) (中央公論文庫)北 杜夫中央公論社このアイテムの詳細を見る |
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