火の麒麟~金川宏
☆☆☆
岸和田の「岸城短歌会」の先生として指導していただいている、金川宏さんの歌集。
1983年発行、今から40年前、二十歳から二十九歳にかけての三百三首を収めたらている。
正直言って書店でみても決して買うことのない、私にとっては、難解で遠い作風。
歌は、季節は「冬」、一日の「黄昏」「夜更け」、「月夜」に「闇」、お天気は「曇天」に「雨」、そして「沈黙」に「眠り」、なんて静かに沈んでいるのだ・・・・。
私には耐えられない世界が、じっとりと続く・・そんな金川宏さんの第一歌集でおます。
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