今日は、ひさしぶりの落語。
無学ヘ・・・・・65人の満員御礼。
まずは、瓶太さんが登場、今日の四人を妖怪風に、ご紹介。
実力派のぶつかり合い最高に楽しい、、四人囃の会でおました。・・・・、。
一、林家卯三郎・・・・・・・・・・[延陽伯」
公家屋敷にご奉公していた延陽伯と、
長屋の卯三郎さん演じる主人公はお似合いの夫婦。
「わらわ、父は元、京都の産にして・・・・」で始まる、
この長セリフのリズムと抑揚、節回し、でこの「延陽伯」は決まる。
そういう面で、卯三郎さんの「延陽伯」は、いたって上品で、品がおますな。
二、桂こごろう・・・・・・・・・・・「壷算」
こごろうさんの高座は、明るく、楽しさが満載。
特に、落語ヘの、「こんにちは」、「「おお、久しぶりやな、おまえ宿替え・・・」と、
大きな声と、さあ始まるとワクワクさせる、最初の入りが大好き。
「壷算」も、アホは最後まで、騙して買っているという意識は無く、
良い買物ができたと脳天気である。
このあたり、悪人の登場はできるだけ避けるこごろうさんの気づかいか。
途中、ユニ屋クロ兵衛、シマ池ムラ衛門など、
どこを割っても、あんこがたっぷり入っての超豪華版・・・
こごろうさんの落語は、私の波長との相性が最高、
どの噺も愉しく心地良ろしおまっせ。
三、桂文華・・・・・・・・・・・・・・「打飼盗人」
「打飼盗人」の打飼袋とはお金とか貴重品をいれる胴巻きする袋。
今でいう、財布ですか。
文華さんの、盗人、最高。
凄んでみるが、住人の落ち着きに、威勢がそがれ、
煙草をねだられ、煙管と煙草入れを貸す。
博打をしたと聞いて叱り、これからは心入替え二度とするなと、
真面目に仕事をする為に、質屋に入れた道具箱を出させる。
それからは、着る物、金利分、米代、家賃と、どんどんエスカレート。
その度ごとの、盗人の気持の変化が絶妙。
泥棒と、口の上手い詐欺師、途中から盗人が善人になる。
酒も呑まないのに、立場が入替わる、まさに別名「逆さま盗人」である。
行かれた人の評判を聞けば、先日の「天狗の酒盛り」を聞き逃したのは不覚。
今年は、文華さんの落語、追いかけるぞ・・・・・・・。
四、笑福亭瓶太・・・・・・・・・・「替り目」
63年入門で、かつての「はやかぶの会」、瓶太さんと文華さんが同期。
そこに、銀瓶、宗助、わかばさんが加わっての五人の会。
「ラク・ゴリラ」は、平成3年入門組で、文三、こごろう、花丸、生喬さんの会。
今や、どちらも、油が乗っている年代ですな。
瓶太さんの「替り目」・・・・・・・・。
嫁さんにおでんを買いに行かせてからは、瓶太さんと奥さんの馴初め、
鶴瓶師匠と同じように、駆け落ちまでしての大恋愛。
途中からは、師匠譲りの、「私落語」に変身。
オチは、「おまえ、まだ、そこに、いたんか」だが、
まさに、瓶太さんの、生の、叫びに聞こえましたで。
いつもながらの、サービス精神、いっぱいの高座。
本日は、実力のぶつかり合いが最高に楽しい、「四人囃の会」でおました・・・・、。
第26回・四人噺の会
2010年3月28日午後2:00開演
無学
一、林家卯三郎・・・・・・・・・・[延陽伯」
二、桂こごろう・・・・・・・・・・・「壷算」
三、桂文華・・・・・・・・・・・・・・「打飼盗人」
四、笑福亭瓶太・・・・・・・・・・「替り目」
10-16-72
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無学ヘ・・・・・65人の満員御礼。
まずは、瓶太さんが登場、今日の四人を妖怪風に、ご紹介。
実力派のぶつかり合い最高に楽しい、、四人囃の会でおました。・・・・、。
一、林家卯三郎・・・・・・・・・・[延陽伯」
公家屋敷にご奉公していた延陽伯と、
長屋の卯三郎さん演じる主人公はお似合いの夫婦。
「わらわ、父は元、京都の産にして・・・・」で始まる、
この長セリフのリズムと抑揚、節回し、でこの「延陽伯」は決まる。
そういう面で、卯三郎さんの「延陽伯」は、いたって上品で、品がおますな。
二、桂こごろう・・・・・・・・・・・「壷算」
こごろうさんの高座は、明るく、楽しさが満載。
特に、落語ヘの、「こんにちは」、「「おお、久しぶりやな、おまえ宿替え・・・」と、
大きな声と、さあ始まるとワクワクさせる、最初の入りが大好き。
「壷算」も、アホは最後まで、騙して買っているという意識は無く、
良い買物ができたと脳天気である。
このあたり、悪人の登場はできるだけ避けるこごろうさんの気づかいか。
途中、ユニ屋クロ兵衛、シマ池ムラ衛門など、
どこを割っても、あんこがたっぷり入っての超豪華版・・・
こごろうさんの落語は、私の波長との相性が最高、
どの噺も愉しく心地良ろしおまっせ。
三、桂文華・・・・・・・・・・・・・・「打飼盗人」
「打飼盗人」の打飼袋とはお金とか貴重品をいれる胴巻きする袋。
今でいう、財布ですか。
文華さんの、盗人、最高。
凄んでみるが、住人の落ち着きに、威勢がそがれ、
煙草をねだられ、煙管と煙草入れを貸す。
博打をしたと聞いて叱り、これからは心入替え二度とするなと、
真面目に仕事をする為に、質屋に入れた道具箱を出させる。
それからは、着る物、金利分、米代、家賃と、どんどんエスカレート。
その度ごとの、盗人の気持の変化が絶妙。
泥棒と、口の上手い詐欺師、途中から盗人が善人になる。
酒も呑まないのに、立場が入替わる、まさに別名「逆さま盗人」である。
行かれた人の評判を聞けば、先日の「天狗の酒盛り」を聞き逃したのは不覚。
今年は、文華さんの落語、追いかけるぞ・・・・・・・。
四、笑福亭瓶太・・・・・・・・・・「替り目」
63年入門で、かつての「はやかぶの会」、瓶太さんと文華さんが同期。
そこに、銀瓶、宗助、わかばさんが加わっての五人の会。
「ラク・ゴリラ」は、平成3年入門組で、文三、こごろう、花丸、生喬さんの会。
今や、どちらも、油が乗っている年代ですな。
瓶太さんの「替り目」・・・・・・・・。
嫁さんにおでんを買いに行かせてからは、瓶太さんと奥さんの馴初め、
鶴瓶師匠と同じように、駆け落ちまでしての大恋愛。
途中からは、師匠譲りの、「私落語」に変身。
オチは、「おまえ、まだ、そこに、いたんか」だが、
まさに、瓶太さんの、生の、叫びに聞こえましたで。
いつもながらの、サービス精神、いっぱいの高座。
本日は、実力のぶつかり合いが最高に楽しい、「四人囃の会」でおました・・・・、。
第26回・四人噺の会
2010年3月28日午後2:00開演
無学
一、林家卯三郎・・・・・・・・・・[延陽伯」
二、桂こごろう・・・・・・・・・・・「壷算」
三、桂文華・・・・・・・・・・・・・・「打飼盗人」
四、笑福亭瓶太・・・・・・・・・・「替り目」
10-16-72
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