第426回・NHK上方落語の会~2022.06.02
NHK上方落語の会、当たりました。今度、一階奥の端ですが、前回の二階からはちょっぴり前進です。
一、桂米輝・・・・・「あくびの稽古」
米輝さん、いいですね。あくびの稽古に続いて、いびきの稽古まで引っ張り込む。古典を創作とのコラボで大成功。落語の底力があるので、少々のいじくりも気にならない。上手いという噂は聞こえていたのですが、これからは米輝さん目当てに落語会、行かんとあきまへんな。
米輝さん、いいですね。あくびの稽古に続いて、いびきの稽古まで引っ張り込む。古典を創作とのコラボで大成功。落語の底力があるので、少々のいじくりも気にならない。上手いという噂は聞こえていたのですが、これからは米輝さん目当てに落語会、行かんとあきまへんな。
二、笑福亭生寿・・・「幽霊の辻」(小佐田定雄・作)
小佐田定雄さんのデビュー作で、枝雀さんとの仲を取り持った演目とか。まさに古典の匂いがありながらの怪談ばなし。こんな噺が生寿さんから聴けるとは合わせてうれしくなる。生寿さんと小佐田さんとの相性はとても良さそうなので、次々小佐田さんの名作、手掛けて欲しいですな。
三、月亭文都・・・・「天災」
文都さんの天災も、普段聞きなれたざこばさんや銀瓶さんとはまた違う演出。
落語って、いろんな演出があるのがまた楽しい。今、上方落語のマグマ、うねってますな・・・どこから、どんな風にふきだすか、楽しみでおますな。
中入り
四、ラッキー舞・・・「太神楽曲芸」
久しぶりの、ラッキー舞さん。でも、何年経っても初々しい舞さん、素敵だし可愛いし、大好きでおます。太神楽は、茶椀積みから傘回しへ、どれもヒヤヒヤ、ワクワクで楽しおます。でも、時間の関係か、危ないのはNHKでは禁止なのか、あの包丁芸がなかったのは寂しかったです。
でも、NHKの放送、是非見たいラッキー舞さんでおました。
五、笑福亭遊喬・・・「禁酒関所」
よろしいな、今も昔も七ふく。これぞ、落語。これぞ、笑福亭。これぞ、遊喬さんの落語でおます。骨太のどっしりとした落語。この安定感、安心感、遊喬さんの落語、追いかけて聞きまっせ。
六、桂雀三郎・・・・「青菜」
どこか、師匠の枝雀さんがダブル、雀三郎さんの「青菜」。私は仁鶴さんの「青菜」で親しんでいるので、大名酒、大名魚、大名菜、が出てこないのは淋しおますな。「古典」をいらうのも一度壊して再度作り直すだけに、120点にも80点にもなるだけに、難しいもんですな。
第426回・NHK上方落語の会
2022年6月2日(木)午後6:20開演
NHK大阪ホール
一、桂米輝・・・・・「あくびの稽古」
二、笑福亭生寿・・・「幽霊の辻」
三、月亭文都・・・・「天災」
中入り
四、ラッキー舞・・・「太神楽曲芸」
五、笑福亭遊喬・・・「禁酒関所」
六、桂雀三郎・・・・「青菜」
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