浪切ホール・交流ホールは4F、立派なホール。
本日の演目と次回のご案内・・・・・・・掲示板で業務連絡みたいで、微笑ましい。
一、桂華紋・・・・・・・・・・・・「阿弥陀池」
華紋さん、弟子入りして3年と3カ月、初めて出会った
あの高槻の亀屋旅館の初舞台の「犬の目」からもうそんなに経つんですな。
でも、上手いですな。
きっちりと噺をするだけで、十分の笑いがとれる。
この「阿弥陀池」、途中の、“鯛”や“象”を思いだすところで、
客席のおばちゃん達から答が出そうでいつもヒヤヒヤしているが、
華紋さん、間をもちながら、言わせない沈黙の威圧感に凄さを感じた。
文華、華紋の噺上手な師弟がますます磨きがかかって、愉しみになりましたな。
二、桂鯛蔵・・・・・・・・・・・・「二人癖」
丸十年と言うだけの、キャリア十分の高座。
高調子のの声を聞いていると、昔の小文枝師匠を想いださせる。
二人の男が「つまらん」と「のめる」のお互いの癖を無くそうと。
無くて七癖といいますが、“癖”、“くせ”、読み方を変えると“へき”
「観察癖」「虚言癖」「記録癖」「清潔癖」「蒐集癖」「盗癖」「尾行癖」「放火癖」「放浪癖」と
色んな癖がでてきますが、“へき”になると、なぜか病的匂いがしてきますな。
三、笑福亭たま・・・・・・・・「漫談家の幽霊」
マクラは地元泉州のネタでスタート。
銘菓「村雨」の本家は何処。
「南海電車」はエコ意識がないのか、この夏、どの車両も冷房がガンガンに効いている。
南海電車の、泉州の各停しか止まらない駅から乗ってくる人のカッコは凄いもん。
海パン姿はザラで、空いている電車なら、膨らませたままのイルカがシートに寝そべっている。
などと、地元の人でないと解らない、あるあるネタ、炸裂。
あと、パロディ童話から、桃太郎、花咲爺い、鶴の恩返し
そしてオリジナルの一寸ぼうしなどで楽しませてくれる。
それが終われば、得意のショート落語へと、お腹いっぱいのマクラ連発。
そして噺は、夏の怪談噺として、9月ですが旧暦で云えばまだ夏でお許しを・・・。
世の中にあるもので各々怖いもの言いっこしましょか・・・・・「饅頭こわい」か。
いや「ろくろ首」・・・・・・、実はある劇場に出る漫談家の幽霊のおはなし。
たまさんの落語、ほんと愉しいですな・・・。
来年の一月の“せんしゅう亭”は、是非たまさんファンの嫁さんと、一緒に来んとあきまへんな。
(strong>せんしゅう亭「たまの落語会」
2013年9月29日(日)午後2:00開演
浪切ホール・交流ホール
一、桂華紋・・・・・・・・・・・・「阿弥陀池」
二、桂鯛蔵・・・・・・・・・・・・「二人癖」
三、笑福亭たま・・・・・・・・「漫談家の幽霊」
13-34-172
次回は、1月25日(土)同じ浪切ホール・交流ホールで
ゲストは月亭八斗さんで、たまさん二席の予定。
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