ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

男の不作法・内館牧子

2021-03-23 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆☆

内館牧子さんが、男の無作法と厳しく諭す。自分にあてはめてこれはしないな、これはしてるかも要注意と・・・自己診断しながら読んでいた。

・上に弱く下に強い・真面目をバカにする・時間を守らない・自慢話をする・自分の意見を言わない・蘊蓄を傾ける・食べ方のマナーが悪い・過剰にプライドが高い・カッチリ割り勘にする・得意気に下ネタを言う・ダジャレを連発する・若い者に譲らない・プレゼントの意味をくめない・(笑)などを乱用する・「らしくなさ」を演出する・思い出話に燃える・ドレスコードを無視する、など大なり小なり犯してしまいそうなのはある。

私の場合、それほど気にしてないよ、普段と変わらないよ、自然体で気負わず、さりげない俺を見せたいという気が沸いたときに犯しそうですな。

自分が思うほど、他人は見てないと、思ってはいるんですが、要注意でおますな・・・。






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ごまめ自家製うどん・261~2021.03.22

2021-03-22 21:25:05 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・261~2021.03.22

“けいらんきしめん”
今日は、とろみをつけた出汁に卵を落としてけいらんを、おろし生姜たっぷりに丁度良い季節にほんわか温かみのあるきしめんをとトライしましたが、お出汁の割に麺が多すぎて、あんかけが上手くできず、見た目も失敗、やはり何事も適量、バランスが大事ですな。
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第194.195.回・和泉ワンコイン寄席~2021.03.20

2021-03-22 16:16:16 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝
第194.195.回・和泉ワンコイン寄席~2021.03.20

今月の、朝席、昼席のW公演でおます。
 
和泉シティプラザ
 
一、桂治門・・・・「犬の目」
治門さん、この和泉中央に降りると懐かしいと、というのもこの桃山学院の大学に通っていてそれも勉強が好きで6年半も・・・と。噺は得意の「犬の目」、「真田小僧」と並んで十八番、たっぷり楽しませてもらいましたで。

ニ、旭堂南照・・・「お富の貞操」

お子様もちらほら見えますが「おとみの貞操」というのを敢えて読ませていただきますと断りをいれてから読みだす、話は芥川龍之介の小説で、東京の神田紅さんが講談に、その紅さんに直接つけていただいたハナシ。
ハナシは女中のお富が雨の日に猫を探しに家に戻るとみすぼらしい身なりの人が、猫が欲しければ代わりにとお富の身体を・・・と、短銃まで突き付けられる。覚悟して帯をときはじめると物音もせずその人は立ち去る。数年後、立派な馬車に乗ってる凛とした人を見ると、あの時の人・・・・間違いない。
人は見かけで判断するのではない、でもあの時、お富が体を許そうとしたのはあの人のほのかに匂う素性に惚れたかもしれない。
「お富の貞操」の一席。

三、笑福亭伯枝・・「長短」
気の合う者、似た者同士、気性の正反対の者、いずれにしても相性ってありますな。まるっきり違うのんびりとせっかちを言葉も仕草も心情まで演じ分けるとは、噺家さんって結構二重人格者かもしれませんな。
ああ、伯枝さんの「長短」、もちろん絶品でおました。
 
第194回・和泉ワンコイン寄席~2021.03.20
2021年03月20日(土)午前11時開演
和泉シティプラザ3階
 
一、桂治門・・・・「犬の目」
ニ、旭堂南照・・・「お富の貞操」
三、笑福亭伯枝・・「長短」
 
 
一、月亭秀都・・・「金明竹」
上手いな秀都さん、今の若手はどれだけ達者か笑いのツボをきっちり押さえ、正攻法で噺のおもしろさを存分に味わせてくれる。最初に聴いた「兵庫船」でも感心してたが、あれから五年、きっちりと成長されているのをみるとうれしいですし、これからの出会い大いに楽しみでおますな。

二、森乃石松・・・「村芝居」
石松さんの「村芝居」どんな噺なのか興味津々でお伺いする。確か東京では「田舎芝居」だと、田舎の者たちの素朴さが石松さんと相まってのんびりとした噺に。なぜか、いつも石松さんの語り口に松之助師匠の匂いがちらほらするのは、私だけでしょうか、ほんとうれしおます。月末の「南天さんの会」でも、「村芝居」もう一度聴けそうなので重ねて楽しみでおます。
 
三、笑福亭伯枝・・「鴻池の犬」
三匹の犬がそれぞれの人生、いや犬生を・・人生の運不運もありながら、兄弟愛、この頃、子供にも手をかけようとする世の中、犬が本気でしゃべりだしたら、嫌味の一つでも言われそうですな。鴻池の兄の犬が、弟の犬に、鯛の浜焼きにうま巻きと、これ食べあれ食べと勧め弟の食べっぷりを細めでながめている。遠慮する弟に「こんなんいつも食べて食べ飽きてて、今晩あたりあっさりと奈良漬で茶漬けでも食べたいと思うてんねん。」ええ、兄ちゃんですな。ワン。
 
第195.回・和泉ワンコイン寄席~2021.03.20
2021年03月20日(土)午後2時30分開演
和泉シティプラザ3階


一、月亭秀都・・・「金明竹」
二、森乃石松・・・「村芝居」
三、笑福亭伯枝・・「鴻池の犬」
 
次回、第196回。和泉ワンコイン寄席は4月17日(土)開演。
チケットは、この日で完売らしいです。
出演は、飛梅さん、円笑さん、そして伯枝さんでございます。
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夜景座生まれ~最果タヒ

2021-03-22 05:05:05 | 本の少し
☆☆☆

最果タヒさん
あなたを愛するより深い決断をぼくは迫られています。
こんな日はかならず、雪が、降ってきてほしい。  (P67より)

自由詩は苦手です。定型詩は字数が限られているので、濃縮でストレートにわかりやすいですが、自由詩は失礼ながら鈍感な私には薄味で何味なのかなかわかりにくいです。

感性が追いつかないという言葉でかたづけようとしている、くやしい、最果タヒさんの詩集でおます。


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ごまめ自家製うどん・260~2021.03.21

2021-03-21 13:13:13 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・260~2021.03.21

“カレーきしめん”
一昨日の新玉キーマカレーと筑前煮を使って“カレーきしめん”を、少なめのお出汁できしめんを温めながら、新玉ねぎのキーマカレーと筑前煮をぶっこむ、鶏そぼろに、玉ねぎの甘み、レンコンとごぼうの歯応えとこんにゃく、にんじんとだやえんどうの色どり、カレーには、根菜(混載)はつきもんで何でも合いますな・・このごった煮のカレーはひと味違って美味しおます。
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阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし~阿佐ヶ谷姉妹

2021-03-21 05:05:05 | 本の少し
 ☆☆☆

あの阿佐ヶ谷姉妹の同居生活。ほんと姉妹と思うぐらいよく似てますが、渡辺江里子(姉)と木村美穂(妹)で他人さん、それが六畳一間に一緒に暮らす。地味な暮らしと微妙な距離感の関係。本当の姉妹でもなく夫婦でもなく仕事の相棒、始終顔を合わせての共同生活、パートナーとしてお互い気をつかいながらものほほんと暮らしている。こんなマイペースな日々が過ごせるなんて、想像できない世界、そこをちょいと覗かしてくれます。


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ごまめ自家製うどん・259~2021.03.20

2021-03-20 20:07:25 | うどん・蕎麦・そうめん

ごまめ自家製うどん・259~2021.03.20

“きつねうどん”
忙しい時に助かる、“CO-OPさんのきつねうどん”、何も考えなくてもただ温めるだけで、大判のふっくらきつねができてしまう。レトルトのおうどんでは、味といい、コストパフォーマンスといい、今ごまめの一押しの“きつねうどん”でおます、本日は何も足さずにシンプルにいただきました。


②、CO-OP・ふっくら大きなあげのきつねうどん
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ちょっとそこまで旅してみよう~益田ミリ

2021-03-20 07:07:07 | 本の少し

 

☆☆☆

デジャブか、この本読んだような読んでないような、このまえ読んだ「心がほどける小さな旅」と姉妹本。違うのは旅のお相手、前回は気ごころしれたお友達だったが、今回はひとり旅とお母さんか彼との二人旅、それと北欧の海外のひとり旅にも挑戦。ヘルシンキでは、馴染みの店「カフェ・カール・ファッツエル」ができれればそこを通る度に通うし、片言の英語での注文に、こちらまで緊張が伝わってくる、そしてコーヒーを口したらほっとしてしまう。
大阪の実家のお母さんとお正月には小旅行に京都、東京スカイツリーに、母娘の心あたたまる仲の良さ、でもそこにはお父さんは抜き、我が家も嫁さんと娘はお買い物とか一緒に出掛けるのも多く、やっぱり避けられてますな。

京都や奈良が近いので、ちょっとそこまで旅してみようですが、誰がつきあってくれるのかそれともひとり旅になるのか、そこが問題ですな。


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うどん処 重己・堺筋本町~2021.03.19

2021-03-19 18:07:24 | うどん・蕎麦・そうめん
うどん処  重己・堺筋本町~2021.03.19

“ひやかけ”

昨年末にギックリ腰になって久しぶりの大阪、久しぶりの重己さんへ、並ぶなら開店前に行くと既に並んでいる方が、開店の時には10名もの人が並ぶ。
久しぶりのひやかけ。ほんといつもは肉かわかめばかりでひやかけは二度目ぐらいか。でてきた鉢を見ると透けるお出汁一口すすると程よいコクのお出汁。うどんは硬すぎないがコシのあるそれでいて噛めるもっちり感、重己のおうどんはやはり極上、それも冷やでいただい時に味わえる。それに牛肉を別皿でお願いする。お肉単品での旨さ、甘からず辛からずやさしくお肉の旨さがきわだつ、家でつくるときの参考にとしっかり舌に覚えさす。

しばらくは、シンプルながら究極のひやかけに没頭しそうです。

②、軟らかいお肉
③、冷やの時は、脂が固まらないように別皿で提供してくれる。
④、おしながき。
⑤、シンプル乍ら清潔感のある暖簾

②、軟らかいお肉

③、冷やの時は、脂が固まらないように別皿で提供してくれる。

④、おしながき

⑤、シンプル乍ら清潔感のある暖簾
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日本のスイッチ~慶應義塾大学佐藤雅彦研究室

2021-03-19 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆☆☆



見えない日本が見えてくると、慶応大学佐藤雅彦研究室が毎日新聞社と、iモードと新聞メディアを用いた新しいプロジェクト「日本のスイッチ」。

例えば、
①体育の日はやっぱり10月10日の方がよい(2002.10.28.の朝刊)
     10月10日派・60%、第2月派40%
②今の日本、より多くの税金を使うべきなのは(2002.10.14.の朝刊)
     老人医療費・37%、少子化対策・62%
③ホテルやデパ地下で晩ご飯のおかずに総菜を買うのは(2002.11.11.朝刊)
     グルメである・33%、手抜きである・66%
④最近、安倍官房副長官に注目している(2002.10.14.朝刊)
     している・28%、特にしていない・71%
⑤本の帯、どうしてる?(2003.08.11.朝刊)
     はずす・48%、つけたまま・52%


毎回、硬い質問か柔らかい質問を織り交ぜて八問。気づかないうちに、日常は大きく変わっています。改めて問われるとさてどちらと考えてしまいます。
ほぼ20年経った今、何ら変わらないのもあれば、自然と私たちの意識も徐々に変わってしまったものもある様です。
例えば①では、私は10月10日派ですし、②は、少子化対策のおざなりのつけが今まわってきているような。③は、グルメの様子が増えたのはデパートの戦力の勝利でしょうか。④、そんな方があれよあれよというままに首相に、それも二回も。⑤では、私は付けたまま派ですが、折れたりするのが嫌で必ずカバーをつけてます。

実際は、次の写真のような体裁ですが、このような世論調査すぐにでも復活してほしいですな毎日新聞社さん。このような世の中の声、反映すればするほど・政府のごり押しの横やりが入りそうですな。
   すると思う。思い過ごし。






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ごまめ自家製そば・258~2021.03.18

2021-03-18 20:53:29 | うどん・蕎麦・そうめん

ごまめ自家製そば・258~2021.03.18

“とろろ蕎麦”

とろろが食べたくなって海苔の花巻と卵の黄身を落とす、とろろなれば蕎麦、蕎麦となれば濃口の江戸風のお出汁。この蕎麦つゆ風の濃いめの出汁がとろろになじむ。薬味も山葵かと思いましたがチューブ山葵では味気ないのでなしで、でも黄身と混じりあったとろろ、美味しおますな。麺は、手間ですが乾麺のお蕎麦を湯がきましたで。
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虚人の星~島田雅彦

2021-03-18 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆☆

久々に読んだ小説。小説を読まない理由に併読できないことが一番の理由。
あまりにもその世界が面白くて、終わりまで読み終えないと気が済まなくなること、この本もズバリその通り、読みだすと一気に読み終えた・・それぐらい独特の世界に引き込まれた、二重スパイ、多重人格、解離性障害、が糸になりながら二人の主人公が絡み合う。政治小説であり、これが出版された2015年、当時の首相は安倍晋三。まさに、ご本人さんを彷彿させるないようで、「私たちはともに嘘つきである。私のいうこと、考えることは全てが嘘であり、かつ真実である。私は相手によってコトバや態度を変えるが、人を騙しているつもりはない。おそらく、全く同じことを総理もしている。彼は憲法を遵守すると施政方針演説で誓っておきながら、確信犯として違憲行為を繰り返している。平和主義を唱えながら、戦争準備に余念がない、言論の自由を守ると約束しながら、自分に批判的な言論人の仕事を干し、平等な社会を実現すると謳いながら、富裕層を優遇し、格差を広げている。富の再配分と利益還元を呼びかけながら、福祉を削っている。災害対策を徹底し、安全な生活を最優先すると公約しながら、原発を稼働し、津波や土砂災害の危険区域を放置している。情報公開を進めるといいながら、政府にとって不都合な事実を秘密情報に指定し、隠蔽を図る。総理の舌は二枚どころか、毎月生え変わっている。まさに矛盾そのものを生きている。」」これは小説の中でのハナシですが、アンチ安倍のにおいプンプン。いいたいことが解るだけに小気味良いですな。

でも著者の島田雅彦さん、決して学術会議メンバーに選ばれることはありませんな。

いっきに楽しめる、島田雅彦さんの「虚人の星」でおました。



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ごまめ自家製そば・257~2021.03.17

2021-03-17 14:38:48 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん
ごまめ自家製そば・257~2021.03.17

“黄そば”

ラーメンと呼ばず、黄そばというところがにくい。中華麺にもやしと焼豚、ただしお出汁が和風出汁、これがあっさりしていてもやしがたっぷり食べれて気に入っています。胡椒多めに振って、美味しかったでおます。
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ボローニャの吐息~内田洋子

2021-03-17 07:07:07 | 本の少し
 ☆☆☆☆

ある役者が、誰でもその人の人生で三本の台本ができるというのを聞いたことがあるが、内田洋子さんがイタリアで出会った人は特に人間臭く、一つ一つがその生き様それだけで長編小説になるぐらい濃い。それを短編のごとく、15人もの物語で紹介。この頃、内田洋子さんの本を読んでいて思うのは、事実に基づいたエッセイ、随筆なのか、事実を脚色した小説なのか迷います、事実は小説より奇なりとい言葉がありますが、いずれにしてもドラマチックに生きる人々がこの本にも登場します。



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ごまめ自家製うどん・256~2021.03.16

2021-03-16 13:26:20 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・256~2021.03.16

“月見きつねうどん”
“きつね月見”か“月見きつね”か、迷うとこですな。主役はきつねでそのきつねうどんに月見の接頭語的にトッピングの月見がのって“月見きつねうどん”で決まりですか。天ぷらカレーうどんなど、ほとんどこれですっきりしますが、“肉うどん”には、“玉肉うどん”ではなく通常“肉玉うどん”で、やはり元に戻って悩みますな。
食べれば同じ、今回も美味しかったです。卵は後で落としましたが、うどんの上に落として熱々のお出汁を注いで黄身に少し膜が張るぐらいがやはり見た目も美味しそうですな。(次回はトライ)

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