6月13日(金)
雨模様の天気が続いていた芸北の山々でしたが、この日の昼頃には好天に向かうという天気予報を信じて牛小屋高原から恐羅漢山経由で旧羅漢山にピストンしてきました。目的は稜線部に咲くサラサドウダン。今年の出来を確認するのを楽しみにしての山行でした。まだガスの残る稜線でしたが、旧羅漢山に近付くにつれてサラサドウダンの咲きっぷりは良くなっていきました。もうかなり散っているので、それを加味して今年の出来は「良」との判断です。嬉しい誤算がひとつありました。旧羅漢山のオオヤマレンゲの蕾にちょっと御挨拶の積りで寄ってみると、今年は100個を超える大量の蕾を付けており、気の早いものはもう完全に開花していました。サラサドウダンの盛りとオオヤマレンゲの花期がクロスするというのも珍しいことで、それに立ち会えた至福の時を過ごしました。
【写真↓】たわわに花を付けた旧羅漢山への稜線上のサラサドウダンの樹。
【写真↓】旧羅漢山々頂付近からガスに霞む焼杉山方向を眺望する。
【写真↓】今年のオオヤマレンゲの蕾の付き具合は極めて良好で、早くも一部で開花していました。
【写真↓】まだ開花した数は少ないものの、来週中には数十の花が一斉に咲いて、旧羅漢山の一角が天女達の舞い姿に満たされるのは間違いないでしょう。
【写真↓】旧羅漢山から水越峠側に少し下ったところに白いサラサドウダンがあると聞いて訪ねてみました。これは、かなり赤味が混じっているようです。