6月18日(日)
春から初夏の花の季節の最後を飾るのはやはりオオヤマレンゲであろうか。今シーズンの山の花々の花期は遅れ勝ちでその最盛期を的確に掴むのは本当に難しい。ちょっと早過ぎるかなとの懸念を持ちながら旧羅漢山を訪ねてみると、何と走りの花々が満開状態で迎えてくれた。早出をしたお陰もあって朝の森の中を独占状態で鑑賞出来た。旧羅漢山の深い森で天女の舞を満喫した。
頭上高い樹の上で微笑む天女たち。森に射し込む朝日が彼女たちの健勝を祝福しているかのようだ!
天女に譬えられるオオヤマレンゲではあるが、開いたばかりのこの姿はいつもながらに”森の熊さん”と思ってしまう。
走りの花は開いたが、樹にはまだ沢山の蕾がついていた。まだしばらくの間花を楽しめよう。
清新な朝日をバックから受けて白く輝く若い天女!この微笑みが最大の魅力!
まだ森の中に残っていたサラサドウダンとのコラボレーションを見せるオオヤマレンゲ。
深い旧羅漢山の森を高みから見下ろすオオヤマレンゲ。天女の舞の譬えが頷ける景観である。
開いて間もない花なのであろう。朝日の中で若い花全体が白い。舞はまだこれから学ぶのであろう!
この純白の花弁は何に譬うべきか!?花芯も瑞々しい!まさに純潔の天女である!!
朝日の射す森で満面の微笑みを見せるオオヤマレンゲ。今最も美しい時であろうか。
木漏れ日を背面に浴びて花の奥から微かに微笑む若いオオヤマレンゲ。やがて花弁を開いてs満面の微笑みを森に表すことであろう!