いつも広島市の太田川沿いの道を歩きますが、冬の夕暮れは殊の外に夕陽が綺麗です。日々繰り返されることの多い夕陽ですが、全く同じ夕陽が出現することはまずありません。山の影が濃くなっていくにしたがって、流域の茫たる印象がより強まっていきます。
↓ 氾濫原にまだ残る開き切った尾花の穂の広がりが川幅をより広く感じさせます。
↓ 低いアングルで川面を見ると、川は一筋の線になって夕陽の茜色に染まっていました!
↓ 堤防上の高い位置から眺めると茜色の茫々たる広がりが展開していました。
↓ 日を違えてあまり夕焼け向きではない夕刻近くに、雲間から天使の階段が下りてきました。「薄明光線」という現象です。