ホソバナコバイモを後にアズマイチゲの花に逢いに行きました。人の住む集落に近い山際の段丘に自生地があり、この日は2か所を訪ねました。正午頃の時間でしたが、どちらもまだ日陰の中で、気難しがりやのアズマイチゲたちはまだ花弁を閉じたままでした。仕方なく、他の所で2時間余りの時間を過ごしてから再訪してみると、ちょっと寝とぼけ気味なものもありましたが、何とか花を開いてくれていました。〔3月19日(日)〕
↓ 陽光を浴びないと花弁を開かないアズマイチゲの自生地は、正午前にはまだ日陰の中で花弁を閉じていました。
↓ 午後になっても日陰ではやはり花弁を閉じたままのところもありました。あるいは開花直前の群生であったかも知れません!?
↓ 午後に訪ねてみると、億劫そうに花を開いた感じの株が並んでいました。
↓ まだ若い花のようで、新鮮な香り感に感服しました!
↓ 川向うの集落を望む山峡の段丘で陽光を求めるように咲くアズマイチゲです!
↓ アズマイチゲは白い花と緑色の葉のコンビネーションが美しいと思います。葉は3出複葉がそれぞれの花に3枚輪生しています。
↓ 白い花弁のように見えるのは実は咢片で、ひとつ花に8~13枚の咢片が付くと言われています。
↓ 午後の陽光を浴びてよく開いたアズマイチゲの群落です!フルの開いた花はやはり美しいものです!
↓ 群生して咲く花ですが、ひとつひとつの花の咲き様にもやはり個性が感じられます。
↓ 段丘を白く染めるように棚地いっぱいに広がって咲きます。