~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

みんな星の子ども

2017-03-21 23:29:58 | 日記

友人から素敵なプレゼントが届きました。

佐治晴夫さんの「ぼくたちは今日も宇宙を

旅している」という本です。

昔、佐治先生の講演会に行った時、佐治先生に

「星を見ると亡くなった息子を感じるので、

望遠鏡が欲しいのですが、どの望遠鏡がいいのか

わからなくて」と、お聞きしたら後日メールが届き

先生の「お淋しいでしょうね」というお言葉が、

とても心に響いたのを今でも覚えています。

その佐治先生の「生と死」が語られている本でした

うちの息子は、めちゃくちゃ明るい子だったので

太陽を見ると創君を思い出すんじゃない?と

友達に言われましたが、太陽ではなく星を

見ると息子を感じたのです。

その分けが佐治先生の本に書いてありました。

『いのちあるものすべては、燃えると真っ黒に

なります。人間も植物も動物も。

それは、ぼくたちの体の主成分が炭素だからです。

いのちあるものはみな、宇宙にばらまかれた

星のかけらでできています。

すべては光から生まれ、生命の素は星の輝きの中で

合成され、その星が超新星爆発という形で終焉を

迎えることによって、地球やぼくたちは誕生

しました。

ぼくたちのいのちは、星の死によって生まれた

のです。

「いのちあるものは、みんなみんな星のかけら

ぼくたちは、みんな星の子どもなんです」

            佐治 晴夫』


 

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