友人から素敵なプレゼントが届きました。
佐治晴夫さんの「ぼくたちは今日も宇宙を
旅している」という本です。
昔、佐治先生の講演会に行った時、佐治先生に
「星を見ると亡くなった息子を感じるので、
望遠鏡が欲しいのですが、どの望遠鏡がいいのか
わからなくて」と、お聞きしたら後日メールが届き
先生の「お淋しいでしょうね」というお言葉が、
とても心に響いたのを今でも覚えています。
その佐治先生の「生と死」が語られている本でした
うちの息子は、めちゃくちゃ明るい子だったので
太陽を見ると創君を思い出すんじゃない?と
友達に言われましたが、太陽ではなく星を
見ると息子を感じたのです。
その分けが佐治先生の本に書いてありました。
『いのちあるものすべては、燃えると真っ黒に
なります。人間も植物も動物も。
それは、ぼくたちの体の主成分が炭素だからです。
いのちあるものはみな、宇宙にばらまかれた
星のかけらでできています。
すべては光から生まれ、生命の素は星の輝きの中で
合成され、その星が超新星爆発という形で終焉を
迎えることによって、地球やぼくたちは誕生
しました。
ぼくたちのいのちは、星の死によって生まれた
のです。
「いのちあるものは、みんなみんな星のかけら
ぼくたちは、みんな星の子どもなんです」
佐治 晴夫』