佐治晴夫さんが子供たちに「世の中で一番速い
ものって何だろう」って聞いたら、
「飛行機」「ジェット機」「光」という意見が
出たそうですが、その時一人の女の子が「あたしは
考えだと思います」と言ったので
佐治さんが「どうしてそう思うの」と聞くと
「おばあちゃんはこの間死んじゃったけど、
あたしがおばあちゃんのことを考えると、
すぐここにおばあちゃんがいるような気が
するから。
おばあちゃんは天国に行っちゃったかも
しれないけれど、でもあたしが考えると一瞬の
うちにあたしのところに来るから、あたしの思いが
伝わる速さは光より速いと思います」と言った
そうです。
子どもってすごいですね。
私は、息子の姿を追い求めて、随分苦しみました。
目に見える姿かたちを求めなければ、一瞬にして
会えるのに…
思いが伝わる速さは、光より速い…
こういうことが、分かってしまうなんて
子どもって本当に凄いです。