昨日息子が、「今日で、学生生活も終わりだ」と
寂しそうに呟いていました。
今日から、社会人としてのスタートを切ったのです。
今年も教員試験にチャレンジしなければならない
息子は、講師というかたちでお声をかけて頂き
この一年の職場が決まり、ほっとしてました。
先日、新聞に大学4年生の親からの投稿を読み
思わず、頷いてしまいました。
この子達の学年は、人生の節目のお天気に
なぜか恵まれてないのです。
小・中・高のことは、忘れてしまいましたが、
大学の入学式は震災で取りやめ(高校の卒業式も
取りやめになったところがあったとか)
成人式は、記憶に残る大雪でした。
投稿したお母さんは、せめて入社式は晴れて
ほしいと書いていましたが、朝から雨が降って
います。
私は、息子に頼まれお弁当のおむすびを
結びながら、雨にも負けずやね~と思いつつ
でも、今日ぐらいはお天気にしてあげたかった
と、あのお母さんの投稿を思い出していました。
今日のご飯は、真ん中がふっくらと盛り上がり
おむすびに最適の炊き上がりとなりました。
初出勤、もっと美味しいお弁当をと思ったけれど
息子は、「おむすびでいいよ」と…
梅干おむすび2個持って、雨の中を出て行く
息子の後姿に、心のお天気はあなた次第だよと
小さなエールを送りました。