1月の書展に向けて、「祈」を書きました。
水曜日に先生に見て頂き、「これで行きましょう」という
お言葉を頂き、ほっとしました。
かれこれ180枚は書いたかと思いますが、難しい
字です。
少しは、初女先生の生活の中の祈りに近づけたかなと
思っていたら、友人よりメールが届き
「『祈り』書けましたか?
日野原重明さんのいのちの使いかたという本を
読み終えたところです。
最上のわざと言う詩が最後にあって、年を重ねていく
わざなのですが、何も出来なくなったときに、神は
最後にいちばん良い仕事を残してくださる。
それは祈りだ。
手はなにもできないけれども最後まで合掌できる
愛する人すべての人のうえに神の恵みを求める
ために…一節ですが、祈りとは感謝そして
手をあわせること、最後まで出来ることが祈りだった
ことを知りました。」と、ありました。
やっと書けたと思った「祈」ですが、最後に出来ることが
祈りだと知ると、私の書いた「祈」は、まだまだです。
「祈」と向き合い書き続けましたが、祈りの深さに
圧倒されました。
今の私に書ける精一杯の「祈」を書いたつもりですが
この「祈」という字は、一生の課題だなと思いました。
何も出来なくなった時に、神は最後に一番良い仕事を
残して下さる。愛する人の為に祈ること
何と、励まされることでしょう
初女先生は「いのちとは生きること、生きるとは
人のお役に立つように生きることです。」と言われて
いますが、人は最後の一呼吸までこのことを
全う出来るのですね。
そこには、感謝が満ち溢れているのですね…