日常一般

日常生活にはびこる誤解、誤りを正す。

最近の健康食品志向を考える

2007年04月14日 | Weblog
 低塩、低糖、無添加、自然食品、と健康志向は結構だが、そんなことを云っていたら人間、山の中で自給自足をしなければならない。そんなことよりも、何を食べてもそれに負けない体つくりのほうが大切である。不規則な生活、暴飲暴食を正し、普通に生活し、普通に食事をしていれば、人間には代謝機能があって、悪いものを食べたとしても肝臓などで代謝してくれるのである。排泄物として外に出してくれる。さらに免疫力を高めることにより、病気にならない体を作ることも出来るのである。限度を越えなければよいのである。もちろんスポーツやストレッチなどで内臓を鍛えることも大切である。十分な休息、運動、栄養も必要であろう。危険なものは体内に蓄積されるという。しかし危険なもが蓄積されるような添加物を更生労働省が許すわけが無いのである。添加物は薬事法に触れないという。しかしそれを構成する薬品は厳重にチェックされているのである。添加物(たとえば保存料、殺菌料)のために中毒が減っていることは事実である。食中毒で死んだ話はよく聞くが添加物で死んだという話は聞いたことが無い。添加物はその使用方法、使用量など、厳密に管理されているからである。調理と飲食が分離され、流通過程を経て、パック詰めの惣菜類がスーパーなどで売られるようになっている現在、添加物の存在は不可避である。運動をすれば汗と共に塩分は排出される。低血糖にもなる。塩分も糖分も補わねばならない。それに低塩、低糖の食品は美味しくない。味気ないのである。食は文化である。餌ではない。楽しく美味しく食べたいものである。運動、栄養、休息これが基本である。