これは、前のパソコン君が壊れる寸前まで、書こうとしていた記事です。内容は、ほとんど忘れかけてるんだけど、できるだけ思い出しながら書いてみます。
いつも、ブログの記事は、頭の中からそのまますぐにでてくるような感じで書けてしまうのですが、時期を逃してしまうと、あれ?と消えてしまうことが多いのです。名残は残っているので、それを組み合わせながら構成することはできるのですけどね。それもまた楽しい。さて、これ何を書くつもりだったのかな。
このカードのシリーズ、「魂のカード」と名づけてみました。それぞれに意味づけがあります。この蟹は、二つに分かれた道の前で、どちらに行こうかと迷いながら、左右にうろうろ歩いている。大きなはさみと小さなはさみは、どちらがいいかとずっと迷い続けている証拠。
背中に十字架の文様があるのは、それが彼のやらねばならないことを意味しています。遠い昔にちゃんと提出しておかねばならなかった宿題が、まだ残っているのに、やってない。それをずっと、十字架のように背負っている。
そう、どちらにいかねばならないのか、答えはもうわかっている。でも、なかなかそっちにはいけない。できれば、宿題をしなくてもいい道を見つけられないものかと、そんなことばかり考えて、いつまでも横滑りに、あっちにいきこっちにいきしているだけ。
そういうこと、ありますね。ずっと同じことばかり繰り返している。そんな自分が苦しくてしょうがないのに、まだそればかりやっている。それがまた苦しくて、苦しくて…ずっとそればかり。
どっちにいくの? 背中の十字架がささやく。それが痛い。聞きたくなくて、逃げたくて。でも逃げれば逃げるほど、背中の文様は焼きつくように自分にしみこんでくる。
蟹は、痛いっていってるよ。つらいって、いってるよ。でもまだ、やってるよ。いつまでもいつまでも、そこにいるよ。
この蟹のカードの意味は、「決断せよ」です。