昨日、今年初めて出会ったツユクサです。
ツユクサについては、去年も書きました。うちの近くの空き地の草むらに、生えていたツユクサ。その空き地の草むらは、少し前に刈り取られて、もうありません。毎年楽しませてくれていた草むらがもうないのは、少しさみしいですね。思い出がたくさんあるから。
あの草むらのツユクサが、一番最初に教えてくれたのです。心を開けば、花の言葉がわかるんだよと。それはすてきな邂逅でした。心に苦悩を抱いて、救いを求めるようにツユクサによっていったとき、瞬間、ツユクサの青が燃えるように光って見えたことがあったのです。そのころから、花の言いたいことが、だんだんはっきりとわかるようになってきた。
こうすればいいんだね、ということを、ツユクサが教えてくれたのです。ツユクサは、本当にやさしい。悲しいことも、苦しいことも、みんな知っている。その上で、澄んだ愛で、いちばん大切なことを教えてくれる。君たちの魂にとって、もっとも大切なことは、こういうことなんだよと。
ツユクサは、いろいろな苦しみにしばられて、あえいでいる人間の心を、すがすがしい空に導いてくれる。いいんだよ。素直に言いなさい。あなたの心が、もっともほしがっている美しいものをあげよう。それがあれば、大切なことがわかるようになって、とても楽になるよ。
心が、だれにもいえない痛い矛盾の中で苦しみあえいでいる時。絶対に人には話せない苦悩の中で、泥のように悶えているとき、ツユクサのところにいって、泣いてみてください。素直になっていいんだよ。なんでもいいなさい。そう言ってくれる。ほしいものをあげるよ。美しいものをあげるよ。
愛しているよ。みんな君が大好きだよ。君はほんとうにいい子だよ。やっていこうね。苦しい時は、絶対に助けてあげるから。
愛してるよ。