世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ケープ

2008-06-22 08:10:27 | こものの部屋

紺のコットン糸で編みました。一応ケープですが、腰にまいてオーバースカートとして利用しています。紐をぬけば、ストールにもなりますよ。

最近のはやりですが、Tシャツやポロシャツが、やたらと小さく丈が短くて、ジーパンはまた上が浅いので、わたしのようなおばさんは、おへそが見えてしまうのです。かといってワンサイズ大きくすれば、幅が大きすぎるし、こまったもんです。

そこらへんの理由から、オーバースカートなんてものもはやるんでしょうけど、若い人のように派手で可愛くしたくなかったので、抑え目にしてみたのですが、実際つけてみると、かなりかわいめになって、困ったなってとこです。

最近の服の流行は、どうにかならんものかと考えている人は、そう少なくないんではないでしょうか。あのチュニック風の服は、誰にでも着れるようにいろいろ工夫はしていますが、正直いって、困りものです。あのデザインは、着る人を選ぶのですが、そこは、似合わない人にも似合わせるために、やたらと工夫してるとこが、鼻につきすぎて、かえっていやみになってる。そろそろ終わってほしいな。

男ものも女ものも、Tシャツが小さく短かめになっているのは、たぶん体を大きく見せるためなんでしょう。大きく見せるのは、強くてできる人に見せたい、という心理もあると思います。最近は、ゆとり教育なんだので、真面目に勉強することがださくなっているので、大人になっても、半人前、まるで仕事ができないって人が増えています。それで、せめて服ででも、できる人に見せたい、という心が働くんでしょう。

ハンバーガー屋さんでも、まともに注文が伝わらない若い店員さんがいますよ。言ってることわかるの?ていう感じで、注文してみたら、あ、ハンバーガーが一つ足りない、なんてこと、よくありました。

学校で、人の話を聞くこと、自分の言いたいことを正しく伝えること、勉強しなかったんですね。だから、仕事場で、いつも子供扱いされて、苦しいから、ファッションで、できるかっこいいやつになりたくて、あんな服がはやるんでしょう。

いい加減にやめなさいと言いたいのは、ほんと、わたしがおばさんだからなんですが、ほんまに苦しいわ。

言わないとわからないの? て感じで言いますが、中身ができてないのに、服だけでできるヤツに見せたら、馬鹿にしか見えませんよ。だって、できもしないのにえらそうに胸張って歩いてるって、まるわかりなんだもの。

子供だから、世間は点数甘めに見てくれるって時代じゃなくなってきています。というのも、子供な大人がやってることが、実際、大変なことになってきてるから。

勉強せんかい!!!と、わたしならどなってやりますよ。



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