熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

奥裾花自然園の水芭蕉と北アルプス絶景ツーリング その1

2012-05-15 08:20:54 | ツーリング・バイク全般
昨日は長野県にある奥裾花自然園の水芭蕉が見頃とのことでツーリングを兼ね、急遽日帰りで出かけてきた。

奥裾花自然園はブナの原生林で、園内の水芭蕉の群落は国内でも有数の規模を誇っているそうだ。
また、長野県の天然記念物に指定されているモリアオガエルが生息していることでも知られている。

長野自動車道・更埴ICで降り、北アルプスの山並みを眺められる信濃信州新線R36経由で奥裾花自然園を目指す。
途中、アルプス展望広場からの眺め。生憎、雲が多くコントラストが良くない。


更にR36を進むと天文台を併設した「星と緑のロマン館」がある。天文ファンには知られた施設。


ここの駐車場からもアルプスの山並みが見える。


鬼無里街道に出たら左折して白馬方面に進み、奥裾花自然園入り口の標識で右折。


入り口から自然園まで15キロほどだが交通量が少なく快適路。ただし、水芭蕉が見頃となるこの時期、土日はかなり混むようだ。
(下の2枚は復路からの眺め)
 

途中にある奥裾花ダムと奥裾花大橋。今の時期は雪解け水が多いため、連日ダムから放水が行われている。
 

奥裾花自然園の駐車場に到着。大型バスが4,5台と一般車両が20台程度と空いている。


水芭蕉の群生地までは駐車場から徒歩30分程度。シャトルバスも運行されている。
自然園の中には遊歩道が設けられている。どのルートも1~1.5時間程度と気軽にハイキングを楽しめる。
遊歩道の一部は雪解け水でぬかるんでいるので足下に注意。
 

舗装された緩やかな登り道を歩く。桜の花も僅かだが残っていた。


水芭蕉は雪解けが進んだ場所から順番に咲き始め、早く開花したものは、他が開花する頃には葉が多きく成長して緑色が目立つようになり、肝心の白い部分(苞といって花を取り囲む白い葉)がしおれてしまったり、他の水芭蕉の苞まで覆い隠されてしまう。
一番見頃と言う時期に当たるのも、なかなか容易ではない。
   

苞が開ききっていないと、花が衣をまとっているように見える。


残雪と青い空に新緑が一層映える。空気も澄んでいて気分が落ち着く。


一見何の変哲も無いブナの木だが、良く見ると一箇所から何本も出ている。
一説には、鳥など小動物がえさとして一箇所に溜め込んだ複数の実が食べられずに残り、芽を出したのではとのこと。


雪解けは木の幹周辺から同心円を描くように進む。


この木、名前は分からないが、倒れてたまるかとばかりに方向を修正しながら、斜面にへばりつくようにして、たくましく伸びている。


奥裾花自然で水芭蕉を観賞した後は、北アルプスの絶景を求めて白馬方面に移動した。(続きはその2にて)

コメント
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