熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

”車の寿命”は人それぞれ

2013-01-12 15:04:21 | ユーザー車検・メンテナンス
昨年末、初年度登録から15年目に入った愛車、今までメンテナンスと車検を自分で行い、ディーラーには1度しか世話にならず今まで乗って来たが、流石にエンジンの一部からオイル漏れが見つかった。

問題箇所はシリンダーヘッドカバーに使われているガスケットで、走行距離が少なくても年数の経過とともに硬くなり、パッキンとして機能しなくなる。古い車に良く見られる典型的なオイル漏れである。
今回は素直にディーラーに依頼することにした。部品代3千円、技術料1万7千円、合計2万円ほどで済んだ。

ところで、古い車が故障すると、そろそろ寿命と考えてしまいがちだが、いくら古くても交換部品が手に入る限り修理は可能で、年数が経ったから寿命と結論付けることは勿体無い話だ。
問題は、修理に要する費用、これが高額になると、クラシックカーか余程の車でなければ修理することなく廃車という選択が一般的だろう。そこで始めて寿命を向かえたことになる。
従って、古くなった車が寿命かどうかの判定は、修理費との兼ね合いであくまでも人それぞれの考え方と言うことになる。

古い物を大事にする国民性のイギリスでは20年近く経っている車を自分で修理しながら乗り続けている人を良く見かけた。それも大した車でなくても。書店ではプロが使うような詳しい整備マニュアルが売られている。

話は戻って我が愛車、今のところ買い換えたいと思うほど魅力ある車も無いので、寿命の判定を次の車検が到来する今年末まで延期することにした。
エコカーにすれば確かにCO2排出量は減るだろうが、一方で車を生産する過程で発生するCO2やリサイクル出来ずゴミと化すパーツのことを考えると、やはり使える車はなるべく長く使った方が環境には優しいのではないだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする