熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

孤島のモン・サン・ミッシェル見物 2015年6月1日

2015-06-02 00:09:48 | 海外自転車旅
今日はキャンプ場に連泊、モン・サン・ミッシェルを訪れ、1日のんびり過ごすことにしました。

フランス国内の数ある世界遺産の中でも一番人気のモン・サン・ミシェルとあって混雑が予想されるため、朝9時過ぎに到着。キャンプ場からは自転車で僅か5分ほどでした。

海に浮かぶ昔の姿を取り戻そうと、湾内に堆積した砂を撤去する工事真っ只中。
早く工事が完了して、海に浮かぶ孤島を目にしたいものです。


「王の門」 砦を固めるため15世紀に建造


王の門をくぐると両側に所狭しと土産物店や飲食店が並んでいて、個性ある看板が架かっています。
   

モン・サン・ミッシェルは966年に建築が始まり、数世紀にわたって増改築を繰り返し、今の形になったとのこと、内部には4段階に分けて当時の模型が展示されていました。

これは初期段階のモン・サン・ミッシェル。小さな建物(修道院?)が建つのみです。


修道院の内部、簡素な作りです。


「ラ・メルヴェイユ」 修道士の祈りと瞑想の場、その中庭と回廊




「騎士の間」 修道士の執務室として使われていた場所で、幾本もの太い柱が上階を支えています。


「大車輪」 かって、修道院が牢獄として使われていた時代、食べ物を下から揚げるために設置されたもので、いわゆるウインチのような物でしょうか。


岩盤の一部。この上に巨大な建造物が建っているという訳です。


テラスから望む光景


帰りは、城壁づたいに干潟を眺めながら歩き、王の門近くに戻って終了です。






河口ダムと、更にその奥からの眺め。通常のアングルとは違ったモン・サン・ミッシェルが望めます。




重機の無かった時代、これだけ大規模な建造物を計画し築き上げた、その発想力と根気強さ、執念には敬服します。
今日は1日通して晴れ、ここまでやって来た甲斐がありました。

ところで、今滞在しているキャンプ場、モン・サン・ミッシェルを訪れるキャンパーがほとんどで、デンマークやオランダなどのナンバーも多く見かけます。
リタイヤ済みと思われるシニア夫婦がほとんど、キャンピングカ―は大小様々ですが、平均して日本で見かける物より大きく、見るからに快適そうです。


キャンプ場近くで見かけた風車。地下水の汲み上げにでも使われているのでしょうか。


午後から近くのスーパー、カルフール(日本にも一時期進出していました)に食料の買い出し、久しぶりに野菜を口にしました。旅先では野菜不足になりがちです。

さて、明日はどこに向かうか決めなくてはなりません。
明日は曇りの予報、雨さえ降らなければ良しとしましょう。
コメント
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