熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

トリュンメルバッハ滝を見物のため、ラウターブルンネンへ 2015年6月28日

2015-06-29 01:32:15 | 海外自転車旅
今回の旅では初めて3連泊したグリンデルワルト(Grund)のキャンプ場を後に、今日向かった先は、ハイキングの起点となるもう一つの町、ラウターブルンネン(Lauterbrunnen)。

アイガーの麓のキャンプ場、周囲の景色は今までで最高でした。


グリンデルワルトから乗り換え駅、ツヴァイリュッチーネン(Zweilutschinen)まで自転車で下って15分ほど。


駅に自転車を置き、ザックに食料、水を詰め替えて電車で一駅目、ラウターブルンネン駅に到着。


駅前から延びるメインストリート沿いの風景。さほど大きな町ではありません。


ここにやって来た目的は、トリュンメルバッハ滝(Trümmelbachfälle)を見物すること。
ユングフラウ、メンヒ、アイガーなどアルプスの氷河群から融け出した毎秒・約2万トンの水が、険しい岩の洞窟内を10層の滝となり流れ落ちていく様子がテレビで紹介され、機会があれば訪れたいと思っていた場所です。

ラウターブルンネンは、氷河によって形成されたU字谷の底に位置している関係で、トリュンメルバッハ滝以外、他に幾つかの滝を見ることが出来ます。また、この地域全体では、70近くの滝があるそうです。

町の中心部からも見える、ラウターブルンネンのランドマーク、「シュタウプバッハ滝」(Staubbachfall)
落差297m、ヨーロッパで一番。因みに、「シュタウプ」は、ほこりや塵という意味で、水が落ちていくにつれ、細かい霧のような水しぶきになることが名前の由来だそうです。

 
滝の裏から見物できるように通路が設置されています。


ラウターブルンネンの駅から歩くこと1時間弱でトリュンメルバッハ滝入り口に到着。入場料11フラン也。


途中まで、エレベーターで昇り、まずは6~10番の滝を見物、その後階段を下りながら5~1番の順に見物していきます。


険しい洞窟の中を、音をたてながら凄まじい勢いで流れ落ちていく光景は、迫力満点。
写真では迫力は伝わりませんが、一応参考までに。

一番上の10番滝


幾つもカーブが続くことから、その名も「コークスクリュー滝」


何番滝か不明






最後の1番滝、川となって流れ下ります。


戻る途中、川に架かる橋からの光景。


滝に向かう途中、U字谷の向こうにユングフラウとメンヒを一望


ラウターブルンネンからツヴァイリュッチーネン駅まで電車で戻り、自転車をピックアップ、インターラーケンのブリエンツ湖畔のキャンプ場にチェックイン。便利なロケーションにある反面、すぐ横が観光船の発着所とあって落ち着きません。


スイスの山岳路には、やはり自転車でなくオートバイが似合います、それも、BMWの1200GS。


今日は、移動距離としては対したことありませんでしたが、この2つ日間のハイキングに加え、暑い中を歩いたせいか、やや疲れ気味の一日でした。




コメント
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