熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

オルレアンからブールジュへ 2015年6月17日

2015-06-18 01:04:30 | 海外自転車旅
2週間前、ナントからスタートしたロワール古城巡りを終え、これからスイスを目指すべく、今日は中継地として、オルレアンから南に約100キロ、ブールジュ(Bourges)という町にやって来ました。(因みに電車移動です)

当初、フランス南西部に点在する「フランスで最も美しい村」に登録されている幾つかの村々を訪れるつもりでしたが、冷静に考えると、多くの村は山あいにあり、上り坂を超えなくてはならず、荷物満載状態では無理と判断、スイスアルプスでのハイキングを優先させることにしました。
山坂の多いスイスでは、当然鉄道のお世話になる機会は増えそうです。

ところで、ブールジュの見どころは、世界遺産にも登録されているサンテティエンヌ大聖堂。
シャルトル大聖堂と並び、フランスゴシック様式の代表的建築物、間近に見ると圧倒される大きさです。


正面に5つある扉の周囲は緻密な彫刻が施されていて、中でも中央扉上部には「最後の審判」が描かれています。


悔い改めなかった罪人が、悪魔から罰を受けている場面


大聖堂の内部


聖堂内で特に目を引くのが、内陣を取り囲む青や赤を多用した色鮮やかなステンドグラス。
殆どの物が13世紀の物だそうで、その美しさに圧倒されます。今までに見てきた中で、一番印象に残るステンドグラスかもしれません。




キリストが処刑される場面。ほんの一部分だけでも、これほど緻密に作られていることに感心させられます。


大聖堂の次に訪れたのは、ゴルデーヌ広場(Pl.Gordaine)


この周辺には、木骨組みの古い家が沢山残されています。


古い家の残骸にさりげなく植えられたバラ、絵になる光景です。


明日は、スイスを目指して更に東に移動予定です。
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