熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

アンジェ城を見学 2015年6月7日

2015-06-08 01:35:50 | 海外自転車旅
今日は朝一番でタイヤチューブを調達する予定でしたが、日曜日ということで店は休み。
明朝、出発前に調達することにしてキャンプ場から3キロほど走り、街の中心部にやって来ました。

アンジェは第2次世界大戦でかなりの建物が破壊され、古い町並みは殆ど残っていませんが、一番の見どころは、13世紀に建てられたアンジェ城。
内部には、14世紀に当時のアンジュ―公が作らせた、高さ5m、長さ130mにも及ぶ世界最大のタペストリーが展示されています。

城壁は一周約500mで17の塔が設けられています。


完成当時、塔の高さは40mを誇っていたそうですが、16世紀に改修され削り取られたものの、入り口向かって一番右の塔だけそのまま残され、当時の高さを維持しているそうです。


城壁からの眺め。アンジェ市街と、城壁周囲には、左右対称に綺麗に配置された花壇を望むことができます。




入り口を入って直ぐにある庭園


礼拝堂(左半分の高い部分)と王宮。王宮という割には、さほど大きくありません。


タペストリーは、城を入って一番奥、20世紀に新たに建設された特別室にて展示されています。

内部は、保存のためなのか薄暗いうえに、何しろ600年近く前の作品ですから、色鮮やかというわけではありませんが、新約聖書のヨハネの黙示録の場面とやらが描かれています。


一枚一枚よく見ると、中には不気味な光景の物も。


アンジェ城を見学した後は、旧市街に残る数少ない中世の建物の一つ、「アダムの家」へ。
現在は、土産物店になっていて、外観を眺めるだけです。


明日は、ロワール川沿いに40キロほど東に進んだソーミュール(Saumur)までの予定です。




コメント
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