読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

透明水彩で冬のくだものを描く

2015年01月11日 | 水彩画

定番の静物・果物はリンゴとミカン

   
     Artenon F4

     庭のミカン(青島みかん)を葉付きで採ったので青森のリンゴ(サンふじ)にバナナと
    アボカドを加えて描いた。ミカンとリンゴは確かに冬の果物であるが、バナナやアボカ
    ドはいまや季節を問わず店頭に並んでいて季節性がない。
     ミカンもリンゴもこれまでずいぶん描いたが、なかなか思うようにいかない。水彩の
    特徴である重ね塗りがうまくいかないのだ。淡彩であればそれなりに重ね塗りの特徴
    が出せるが、濃い色を使うと下の色がとれてしまう。毎回苦労する。
     ミカンは肌がデコボコしているのが特徴であるが、うまく表現できない。デコボコがな
    いと柿のようになってしまう。
     アボカドはこれまたデコボコの見本であるが、独特の色合いである。濃い色合いに
    重量感があって絵にバランスをもたらす。
     バナナはずいぶん昔は高級な果物であったがこれは4本ひと房で税抜きで77円で
    売っていた。バナナは少し古くなると皮に付いた傷が茶色くなっていかにもバナナらし
    くなるのであるがこのバナナは新鮮なのでまだ割ときれいだ。

  (以上この項終わり)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする