◇間々田宿の銘菓
昨日妻は栃木県野木町に住む友人Kさんとの定期会合で東武野田線の運河
駅に程近い「新川」に出かけた。ここのフランス料理がすっかり気に入って何度
も出かけているが、今度も2時間、食事をしながら楽しくおしゃべりをして来た。
(実は逆で、楽しくおしゃべりをしながらついでに食事をしたのが真相だと思う。)
「まあ聞いてよ。今日は珍しい経験をしたのよ。」といささか興奮気味で報告。
何かといえば、駅を降りたとき「帰りの切符を今買っておいてください。」と言わ
れいったい何のことかと思っていたら、帰りに白装束の人たちを見て、はたと気
がついた。ここには「○○○○」という某新興宗教の本部があったのだ。この教
団は、東京理科大と並び運河駅の最大の利用客。「折角の機会だから中を見
ようよ。」と好奇心には勝てず広大な教団の敷地に堂々と侵入(?)したらしい。
「信者ではないのですが?」と断りを入れて入ったというので、正確には侵入と
は言わないかも知れないが、多分月例会かなにかで、白装束の信者が集まった
中に、無謀にも積極的に紛れ込んだわけだから、うさんくさい輩と見られても不
思議ではない。面白がって敷地内の滝とかさつきの植木とかを携帯で撮ってい
たら周りの信者たちがジロジロ見ている。「間違って拉致でもされると困るから、
止めてよ」とKさんが必死になって止めるもんだから「宝物殿らしきものがあって
見たかったけどKさんがねエ・・・じゃ写真をと思ったけど、恐いから止めてよとい
われたから撮れなかったわ。」と、滝とサツキの写真を見せられた(第2代目の
教祖様は某国出の方とかで拉致の心配をしてもあながち的外れではない。)。
調子に乗ってバチバチ写真を撮っていたら、拉致はされないにしても携帯は没
収された可能性はある。
慎重派のKさんと一緒でほんとによかった。
そのKさんから隣町間々田の銘菓「十八里最中」を戴いた。
合併前は間々田町といったが、日光街道(正式には「日光道中」と言って、幕
府道中奉行の管轄する「五街道」の一つ。)の「間々田宿」がここにあった。
その間々田宿は日光街道の基点日本橋と終点日光東照宮の中間地点に当
たり、丁度双方から18里なのだという。
で、「下野風土菓 乙女屋」さんは「十八里最中」を考え出した。形は日光の神
橋と日本橋の橋の「擬宝珠(ぎぼし)」を形どっていて面白い(つぶ餡)。
何度も戴いたが、いつ食べても飽きない。
もちろん「乙女屋」さん謹製のお菓子は十八里最中だけではない。
*栗姫 *下野風土記 *梅味蕾 *きんかん娘 *栗ドラ *梅ドラ
*わたらせ *玉まゆ *しなもん *乳菓 *幸せの鈴 *マロンパイ
*乙女柿 *思川サブレ *ひまわりサブレ *銀杏サブレ
*カステラ *羊羹 *くずきり *ゼリー
*秋桜(どんなお菓子かな)
*あさつゆ(〃)
*乙女の祈り(興味がありますね)
*蛇まつり(食べたい人がいますか)
*提灯もみ(どんなもの?)
*るかんた(?)
(この項終わり)
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