和やか-散歩

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ブラック・ダリア

2007年07月02日 | こんな映画見ました~(洋画)
『ブラック・ダリア』
---THE BLACK DAHLIA ---
2006年(アメリカ)

監督:ブライアン・デ・パルマ 
出演:ジョシュ・ハートネット、アーロン・エッカート 、スカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンク、ミア・カーシュナー 

40年代にロサンジェルスで実際に起こった有名な猟奇殺人事件を基に、捜査に当たる2人の刑事が、次第に事件の背後に広がる妖しく深い闇の中に呑み込まれていくさまをスタイリッシュに描く。
共にボクサーとしての経歴を持つロサンジェルス市警の名物コンビ、バッキー(ジョシュ・ハートネット)とリー(アーロン・エッカート)。
ある日、市内の空き地で腰から切断された若い女性の死体が発見される。以来、リーはこの事件に異常なほどの執着を見せ始める…。 
(TSUTAYA DISCAS :イントロダクション) 



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「ブラック・ダリア事件」として世を震撼させた殺人事件を書いた小説の映画化です。実際に起こった事件なのです。
話の展開、テンポもよく私は楽しめました。
DVDの特典では人物相関図もありましたので、分かり易かったです。

スカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンクと対照的な二人で演じてたのが良かったかな~。
それにしても、スカーレット・ヨハンソンは違う役柄どれもいいです!
「ロスト・イン・トランスレーション」ではそれほど魅力を感じなかったのですが、 「真珠の耳飾りの少女」ですっかりファンになりました。
「モンタナの風に抱かれて」では怪我した少女が彼女だったのですが、私の中では結びついてないです・・・。機会があったら確かめてみなくちゃ!
コメント (8)
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麦の穂をゆらす風

2007年07月02日 | こんな映画見ました~(洋画)
『麦の穂をゆらす風』
---THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY ---
2006年(イギリス/アイルランド/ドイツ/イタリア/スペイン )

監督:ケン・ローチ
出演:キリアン・マーフィー、ポードリック・ディレーニー、リーアム・カニンガム、オーラ・フィッツジェラルド、メアリー・オリオーダン

1920年、緑深きアイルランド。
医師になる将来を捨て、兄とともにイギリス支配からの独立を求める戦いに身を投じる青年デミアン(キリアン・マーフィー)。
戦いは終わり、ついにイギリスは独立を認める。
しかし今度は、アイルランド人同志が敵味方になる内戦が始まり、デミアンと兄テディ(ポードリック・ディレーニー )、そして恋人シネード(オーラ・フィッツジェラルド)との絆をも引き裂いていく・・・。 
(日本公式サイトより)


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社会派監督ケン・ローチが独立戦争から内戦へといたる1920年代のアイルランドを描いています。
ほどんど史実を描いているとの事で、辛く悲しい現実を映像で見せられます。
独立戦争と内乱という流れが、紛争の絶えない地域を作り出しているんですよね。
映画を見るたび、繰り返されてはならないという映画の作り手の気持ちが痛いほど伝わってきます。
でも、映画は映画、政治ではないので・・・。
こういうこともあったのか・・・と散った人々の無念さを感じれば、それはそれでいいのかと思っています。


あっ、私は社会派映画は好きですから、この映画もオススメします。
デミアンを演じたキリアン・マーフィーが、心の苦しさを大仰ではなく表しているところ良かったです。
同じアイルランドの独立運動に身を投じた『マイケル・コリンズ』(リーアム・ニーソン主演)もオススメします。

コメント (21)
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