『生きる LIVING』
---Living---
2022年(イギリス)
---Living---
2022年(イギリス)
監督:オリバー・ハーマナス
出演:ビル・ナイ、エイミー・ルー・ウッド、アレックス・シャープ
黒澤明監督の名作映画「生きる」を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本によりイギリスでリメイクしたヒューマンドラマ。
1953年、第2次世界大戦後のロンドン。
仕事一筋に生きてきた公務員ウィリアムズは、自分の人生を空虚で無意味なものと感じていた。
そんなある日、彼はガンに冒されていることがわかり、医師から余命半年と宣告される。
手遅れになる前に充実した人生を手に入れたいと考えたウィリアムズは、仕事を放棄し、海辺のリゾート地で酒を飲んで馬鹿騒ぎするも満たされない。
ロンドンへ戻った彼はかつての部下マーガレットと再会し、バイタリティに溢れる彼女と過ごす中で、自分も新しい一歩を踏み出すことを決意する。
「ラブ・アクチュアリー」などの名優ビル・ナイが主演を務め、ドラマ「セックス・エデュケーション」のエイミー・ルー・ウッドがマーガレットを演じる。(映画.comより)
-------私のひと言-------
お家鑑賞(Amazonプライム)。
黒澤明監督作品のリメイクということで公開当初から興味がありましたが、やっと見ました。
黒澤明作品見ているはずなのですが、記事が見当たりません。もう一度見てから記事にしたいと思っていましたが、なかな再見出来ずにいます。
黒澤明作品見ているはずなのですが、記事が見当たりません。もう一度見てから記事にしたいと思っていましたが、なかな再見出来ずにいます。
主人公のビル・ナイは好演してたと思います。
こちらのイギリス映画の方がやっぱりお洒落!
役場の人たちも、陳情に来た小母さんたちも垢抜けてます。
私にはやっぱり黒澤映画の方が感情移入出来たように思いました。
黒澤作品の方は、同居するお嫁さんももっと意地悪だったし、ラストのブランコに揺れながら歌う「命短し~恋せよおとめ~」のメロディが哀しかった。。。
こちらのイギリス映画の方がやっぱりお洒落!
役場の人たちも、陳情に来た小母さんたちも垢抜けてます。
私にはやっぱり黒澤映画の方が感情移入出来たように思いました。
黒澤作品の方は、同居するお嫁さんももっと意地悪だったし、ラストのブランコに揺れながら歌う「命短し~恋せよおとめ~」のメロディが哀しかった。。。
鑑賞後の感動はちょっと違いましたね。
『生きる 』
1952年(日本)
1952年(日本)
監督:黒澤明
出演:志村喬、日守新一、田中春男、千秋実、小田切みき、左卜全
市役所の市民課長・渡辺は30年間無欠勤、事なかれ主義の模範的役人。
ある日、渡辺は自分が胃癌で余命幾ばくもないと知る。
絶望に陥った渡辺は、歓楽街をさまよい飲み慣れない酒を飲む。
自分の人生とは一体何だったのか……。
渡辺は人間が本当に生きるということの意味を考え始め、そして、初めて真剣に役所の申請書類に目を通す。そこで彼の目に留まったのが市民から出されていた下水溜まりの埋め立てと小公園建設に関する陳情書だった。
この作品は非人間的な官僚主義を痛烈に批判するとともに、人間が生きることについての哲学をも示した名作である。(映画.comより)
イギリスを舞台にしていましたが、おしゃれでしたよね。
歌うシーンは、少しジーンときてしまいました・・。
でも、やはり志村喬さんのが良かったです。
日本版はいかにも庶民~という描き方で身に沁みました。
私は欧州が舞台だと色眼鏡でなんでも垢抜けて見えてしまいます。
描き方によっては庶民、貧民を感じるシーンもありますのでこの映画は庶民でも何か奇麗に描かれてたと思います。
この歌うシーンが、命短し~~♬と来ると、嫌が上にもウルウルしてしまうのです。
ビル・ナイが良かったですね!
志村喬が演じると、それだけで作品に重さを感じてしまいますよね~。