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フローズン・リバー

2011年02月20日 | こんな映画見ました~(洋画)
『フローズン・リバー』
---FROZEN RIVER---
2008年(アメリカ)

監督:コートニー・ハント 
出演:メリッサ・レオ、 ミスティ・アッパム 、 チャーリー・マクダーモット
 
 
08年のサンダンス映画祭グランプリに輝くなど多くの映画賞で絶賛された感動ヒューマン・ドラマ。
カナダ国境近く、先住民モホーク族の保留地を抱えるニューヨーク州最北部の町。
クリスマスも間近のある日、新居の購入費用をギャンブル依存症の夫に持ち逃げされた白人女性レイ(メリッサ・レオ)は、取り残された2人の子どもたちと共に途方に暮れていた。
そんな中、夫の車を発見するが、運転していたのはモホーク族の女性。ライラ(ミスティ・アッパム)と名乗る彼女は、車を盗んだのではなく拾ったと主張する。
また、ライラも夫に先立たれたあと、幼い子どもを義理の母に奪われる辛い境遇を背負っていた。
そんな彼女は、いつの日か子どもを引き取り一緒に暮らす夢を実現させるべく、車で凍ったセントローレンス川を渡り、カナダから不法移民を1人当たり1200ドルでアメリカ側に密入国させるという危険な裏の仕事に手を染めていたのだった。
そして、その夜も裏の仕事で車が必要だったライラは、レイの事情を知ると共犯パートナーとして引き入れることに。
人種の違いから始めは反発し合っていた2人は徐々に信頼関係を築き、無事に仕事を成功させるのだが…。
(allcinemaより)

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サンダンス映画祭で絶賛されたという作品です。
非常に見応えのある映画でした。
 
ギャンブル好きの夫にお金を持ち去られたレイが、ライラに誘われて密入国を手伝うようになる。そのライラもまた子供を取り返すためにお金が必要だったわけです。
妙な関係から二人が心を許し合うようになり、ラストは見てる側をほっとさせてくれる展開です。
メリッサ・レオがやむなく犯罪に手を染めていくレイを、本当に好演しています。
 
凍った川が、暗く悲しい人の心を象徴しているかのように横たわります。
でも救いのある話で、やり切れない辛さではないので、楽しめる映画だと思いました。
 
 







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