『神様の言うとおり』
2007年(日本)
2007年(日本)
新人監督たちによるシナリオコンペを経て、製作されるシリーズです。
第1弾の6話は、ある同じ1日の断片が連鎖していく物語です。
第1弾の6話は、ある同じ1日の断片が連鎖していく物語です。
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第1話 『元カレの中古車』
監督:松尾博司
出演:保谷樹里 大塚朝之 国分佐智子
思いがけないところで出会った元カレの中古車。
ちょっと切ない再会で都花の見たものは?
出演:保谷樹里 大塚朝之 国分佐智子
思いがけないところで出会った元カレの中古車。
ちょっと切ない再会で都花の見たものは?
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第2話『傘どろぼう』
監督:田中有紀美
出演:田中有紀美 依田朋子 古屋暢一 鈴木祥二郎(声) 小阪由佳 中野英雄
あの、透明な傘。どうでもいい時にやって来て、ほんとうに必要な時には見失う。
まるで、あの人みたいだ。
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第3話『記念日』
監督:大森研一
出演:出演:白石直也 小阪由佳 黒川忠文(アンバランス)
浩二は人気の無い山中、ケガを負ったドブロクに遭遇。
最初は恐る恐る、そして半信半疑で不思議な人・ドブロクとの対話が始まる。
人間臭いドブロクの言動に魅かれていく浩二は・・・。
最初は恐る恐る、そして半信半疑で不思議な人・ドブロクとの対話が始まる。
人間臭いドブロクの言動に魅かれていく浩二は・・・。
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第4話『屋上娘』
監督:江藤有吾
出演:村田牧子 河口舞華 阿部英貴 延堂庸子 国分佐智子
一人暮らしの会社員、美由紀は朝飯の食パンを買いに出た時に 鍵をなくして部屋に入れなくなってしまう。
頼れる人は昨日の誕生日に浮気が発覚したばかりのタモツだけ。
仕方なく、なけなしの小銭でタモツに救援の電話を掛ける美由紀だが…。
頼れる人は昨日の誕生日に浮気が発覚したばかりのタモツだけ。
仕方なく、なけなしの小銭でタモツに救援の電話を掛ける美由紀だが…。
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第5話『いちおくまんえん』
監督:片岡翔
出演:安田蓮 タカハシカナコ 福田英史 成田正一 小阪由佳 井手らっきょ
ある日、ある3人家族に「ラッキー」が舞い込んだ。
それまでの清く慎ましい生活が激変するかもしれない。
長男の虎太郎には、ひとつだけ切実な願い事があった…。
それまでの清く慎ましい生活が激変するかもしれない。
長男の虎太郎には、ひとつだけ切実な願い事があった…。
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第6話『神様の言うとおり』
監督:岡元雄作
出演:小阪由佳 森直哉 犬童愛 大根田良樹 国分佐智子
監督:岡元雄作
出演:小阪由佳 森直哉 犬童愛 大根田良樹 国分佐智子
人間界でいう22歳♀の神様は、側近と2人でマンションに住んでいる。
神様はいつも「救済」か「却下」の選択を迫られる。
その生活に嫌気を指した神様は、他の人に権利を譲渡しようとするが……。
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片岡翔監督の作品が見たくて、DVDレンタルサイト検索して見つけてレンタルしました。
その他「蹴缶-第5回全日本缶蹴グランプリ-」もありましたので、こちらは後日アップ致します。
レンタルして初めて知った短編.JPというサイト。
すでに活動は休止していますが、作品の詳細は見ることが出来ます。
作品はDVD化されてますので、ネットで見られなくてもDVD鑑賞出来るのです。
今まで映画というとハリウッドしか頭になく、派手なアクションと痛烈な社会派ドラマに心ワクワクしてたのですが・・・。
日本で若い監督が一生懸命映画作成に取り組んでいるなんて事、見ようともしてなかった自分がなんだか・・・(T_T)・・・です。
そうはいっても、ハリウッド映画は止められないんですけどね。。。
で、この映画の感想です。
いや~、良かったです!!
「ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な・神様の言うとおり~」って誰でも絶対に言ったことのある言葉。
この映画は神様が「ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な・・・」って迷うのですが、それは6話で初めてわかること。
1~5話までは、人間の生活の一コマが順次映し出されていきます。
その一コマ一コマが心の襞に沁みる話なんですね~。
片岡翔監督の「いちおくまんえん」は、安田蓮くんが演じた虎太郎君を見て、人の生善説を信じたくなるような温かい気持ちにさせてくれました。
それと私は「屋上娘」が好きですね。
冴えなくて、普通で、平凡な生活を大事にしたいって思わせてくれたかな~。
このDVDは、映画好きには一度は見て欲しいと思いました。
ピュアな気持ちになれる作品ばかりです!