故・坂本九さんの名曲『上を向いて歩こう』のパロディではない。
今日、職方さんとの雑談で新聞ネタ(読売)が出た。
なんでも 気がめいりそうな愚痴や自己嫌悪の言葉ばかり 書かれた本が
静かなブームを巻き起こしているとか。
超ネガティブな作者、フランツ・カフカの日記や手紙に書き残した名言を
これでもかこれでもかと頭木弘樹 氏(編訳者)が集めているそうです。
それで帰宅して調べてみたら 読売オンライン にありました。
その記事の内容は 上のリンク から見ていただくのが一番。
自分が落ち込んだ時に読んで「まだもっと不幸なヤツが居る」と
励まされるのだそうだ。
うーん、人それぞれですねぇ。
どんだけ落ち込んでも人の不幸を笑い、「自分よりひどいヤツが居る」と
元気をもらうなんて芸当は、僕には出来ひんなぁ。
いつもちょっとだけ上の人を目標として上を向いていたいと思ってるから。
かなり上の人の事を見てしまうと「無理無理!」と思ってしまうけど
その時点で自分より不幸な境遇に居る人を知ったとしても
同情もしなけりゃ蔑みもしたくない。
世の中 平和すぎるのかもなぁ。
いや、村八分やイジメの対象者を作って自分たちの不遇を紛らわさなきゃならないほど
世知辛い世の中なのかも知れないなぁ。
恐ろしや~~~