くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

古典って素晴らしい

2017年12月10日 23時39分42秒 | ソウダKyotoへ

天気予報では曇りのち雨。
気温は0℃~13℃と、この数日にしたら高めでした。 
いつ降るのか分からないので折り畳み傘を持って出かけました。


連日のコメントのやり取りしていただいている『すーサン』のお嬢様が能楽に関わっておられるということを知っておねだりして、年に4回の定期公演をされて
いる浦田定期能楽会主催のチケットを頂いて、一番混んでいるかも知れないと
言われた今年最後の4回目の能楽会に行かせてもらいました。

正午の開演予定で自由席ということなので少なくとも11時半よりは早めに行かないと
と思って、それでも11時20分頃に能楽堂京都観世会館に着いたのですが、そんなに
混み合っているほどでもありませんでした。

でもまあ一番の舞台正面はほぼ埋まっていて、席に人が居なくてもパンフレットや
荷物などが置かれて席取りをされていました。

写真のカメラの位置辺りは余裕で席が空いていたのですが柱が気になるのでパス。
それなら却って真横から舞台を見てやろうと思って着いた席が

でもそこに座って上を見上げたら2階席がガラガラ。
それなら2階席の舞台正面の一番前が舞台全体を見渡せて、演者の身振り手振りも
足の運びも逃さず観れると大急ぎで移ったのが

大正解でした。

さすがに開演10分前には全ての席が埋まり、補助席もいっぱいで立ち見まで出たぐらいでした。

太鼓や鼓、笛などの後座も後見が出入りする切戸も揚幕から橋掛かり(廊下)まで
バッチリで前の人の頭なんかも無いから気にならなくて最高!!

               

正午から始まって2回の15分休憩を挟んだものの4時40分に会場を出るまで
ドップリ楽しませていただきました。

小鼓のポン! 大鼓の拍子木を叩くようなカン!という響き、和楽のジャズセッ
ションのように音が飛び跳ねる笛、腹から響く演者の声、いい塩梅に揃った地謡。

絶妙な間合いが洋楽にはない魅力です。

 

素晴らしかったです。

 

 

すーサンのお嬢さん、ありがとうございました。