取り立ててネタも無いことから予定通り高台寺の庭園を紹介します。
600円を払って境内に入って見えるのがこの風景です。
くるりと右手に回りあるのが
遺芳庵。1年に1週間だけ、1日3名、合計21人だけが楽しめる朝の茶会が
開かれるためだけの建物。
もう一度右に進むと方丈となる。 立派な襖絵などは撮影禁止で✖。
前庭はOKなのでちらりと撮る。
文化財が撮れないのは寂しいですね。
で、方丈を出て向かうのが開山堂なんだけれど屋根で繋がる通路は通行禁止。
寧々様の時代は通れたけれど傷みが激しいようです。
廊下の真ん中当たりにある一段高いところは寧々様が月を見上げた観月台なのだ
そうでした。
方丈の真横に立つとこんな感じ。
時期が良いといろんな花などもあるのだろうけれど、この時期はそれなりにいい。
侘び寂びは奈良の特権だと思うけれど、今の時期の京都はそんな形かも知れません。
開山堂西の偃月池を中心とした庭園です。
開山堂の門まで来ると何となく空気が変わる。
ここの庭は小堀遠州の作とされていて、我が家の家計図によると、ずぅーっと
昔の叔母さまが小堀遠州に嫁いだという記録が残っています。
建築士を目指したときに親戚から「その血を曳いているのかもしれない」と
言われたけれど、親戚関係はあったとしても血縁は無いのになと笑いました。
開山堂の中も撮影禁止です。
説明係の人が流暢に慣れた口調で解説してくれました。
天井はかつてキラキラだったのだろうと思える金箔の跡があり、中国の想像上の
鳥である「迦陵頻迦」(上半身が人で、下半身が鳥)なども描かれていました。
説明とは別に建築物の話を聞いたら丁寧に答えてくださいました。
今日はこの辺りで また続けます。