Friday the 13th この日は英語圏とドイツ、フランスなどに限られるクリスチャンの人々が
忌み嫌う日で理由には、いくつもの説があるが、定かでないそうだ。
現在多くの国で用いられているグレゴリオ暦では、1年の間に必ず1回以上、13日の金曜日が現れる(第1日が日曜日である月にある)。
仏教系の信者が多い日本の六曜なんかじゃ6日に一回「仏滅」があったりして、あんまり
多すぎるのでか? 祝い事を避けるくらいでしかない。
日本人のアバウトなこと
もっともフランスでも宝くじの売り上げが急上昇する、幸運な日でもあるらしい。
話を引きずるけれど今日12月13日はと聖ルチアの日(Sancta Lucia)と言われる日。
聖ニコラウス(サンタクロース)よりも少し前の時代の人で304年のキリスト教迫害で殉教しています。
キリスト教の聖人聖ルチアの聖名祝日を祝う行事で、12月13日に行われます。
クリスマスの始まりを告げるアドベント(待誕節)と同時に行われる。
だから西洋では今日からがクリスマスに入るのでしょうね。
日本は10月末のハロウィンが終わったら町はほとんどX’masモードですね。
目、及び視覚障害者の守護聖人であると共にイタリア共和国のシチリア島南東部に位置
する都市シラクサの守護聖人でもあったそうだ。
”ルチア”はその名前が”光”という意味であるため(日本人なら光子でしょう)だとされていて
民間伝承では天の光を運ぶ聖女とされ、また暗闇に光を与える女神、火を産み出す女神ともされています。
私達日本人にはクリスチャンでもない限り人物像や聖人としてもさほど知られていない
ですが、サンタ・ルチアという有名なナポリ民謡も結局は彼女聖ルチアを船乗りたちの
守護聖人としてたたえているところから出来た歌なのだそうです。
元々はシチリア島シラクサの聖女ですが、初期の頃から広い地域で信仰され、特に北欧
での信仰は厚いようです。
日本のキリシタン迫害と同じように当時のイタリアではキリスト教を禁止していたようで
婚約者にそれをバラされてからは裁判に掛けられ、改宗を迫られたらしく判決として
巫女兼娼婦といった職業に従事するよう命令されたのを断り、屈強の男が数人で
連行しようとするのも動かず、軍隊が動員されて何十人がかりで動かそうとしてもダメで
縄を掛けて牛を何十頭も仕立てて引こうとしましたが、それでも動かなかったのたそうです。
千人の兵隊と千頭の牛で引いて行こうとしましたが、それでもルチアを動かすことはでき
無かったといいます。
それでその場での処刑となって喉を引き裂かれて亡くなったという悲惨な最期だった
そうです。
その時、見てきたわけでもないのに『キリスト教徒を迫害していたディオクリティアヌス帝が
その地位を追われました。迫害は終わりを告げたのです。』と叫び息絶えたとか。
彼女の声が終わらぬ内にローマから使者が到着し彼女の言葉を裏付け田のだそうです。
昨日の日記でUPした千利休も映画のHPから辿っても利休の世界を知るというページで
詳しく説明されていました。
年齢を重ねて来たせいでしょうか、過去の著名な方のエピソードなどを知るのが楽しく
なってきました。
別のサイトのお気に入りメンバーさんが「長谷(はせ) と 飛鳥(あすか)」の語源や
「百済」の語源についていろいろ調べて書き出してくださっていたりするのに、とても
興味深く読ませてもらっています。
チョッと一息入れたいときに面白いです。
ちなみに・・・ 今年のふたご座流星群が明日の早朝にピークを迎えます。
とにかく寒さ注意して! と天文に詳しい人はみなさん言っておられます。
オマケ (ISSからアマゾン川を望んだ画像)