こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

今井の降雹被害!政治は何ができるのか

2009-07-14 22:51:54 | 食・農業


朝は南松本で辻立ち、午前中は今井であいさつ回りをしながら、6月16日の松本市今井地区の雹害の現状をお聞きしました。りんごは、ほぼ全滅で加工用になればいいほうで、「今は来年のための作業だ」と、ため息混じりの話を聞く。ぶどうも、雹があたった実を落とす作業をしている。1回やって、実が大きくなるにつれ、見逃した実をまた落とす気の遠くなるような作業が続く。「加工用に使えれば恩の字」といいながら作業を続ける。果樹共済に入っているかと聞くと、ブドウ農家は半々、りんご農家は、前の台風被害でほとんど共済から保険金が下りなくて、今はかけていないという農家が多かった。「これで、共済が保証してくれなければ、来年から今井のブドウ農家は誰も共済に入らない」とこぼしていた。自然災害に対して、この国の政治はなす術を知らない。阪神淡路大震災、新潟中越沖地震などの経験を通じて、いくばくかの個人への救済措置が行われるようになったが、農業作物などには共済以外はないのか。それも直接所得補償を基本とした支援でなければ、意味がない。「一家7人を助けてほしい。政治が何をしてくれるのか!」厳しい言葉に返す言葉が見つからない。相手も分かっているので、「がんばってね」と別れたが、無力感を感じる。
夕方は松本市大村公民館で「語る会」、「社民党よ!もっと独自性をはっきりして訴えろ!」と励ましの言葉。またぞろ出てきた「政治とカネの問題」。企業献金は政治をゆがめるもので、即時廃止しなければ、政治を変えることにならない。新しい政権をつくるときの、試金石となるだろうと答えました。
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