今日2月11日は、明治憲法下では、「紀元節」として、『日本書紀』が伝える神武天皇の即位日として定めた祝日。昭和憲法の下では、1967年(昭和42年)2月11日「建国記念の日」として実施されました。この日に、長野県憲法擁護連合(県護憲連合)は、毎年総会と街頭宣伝を実施しているが、今年は、沖縄県選出の衆議院議員照屋寛徳さんに、大変お忙しい中、記念講演をいただきました。
照屋さんは「アメリカの占領支配が続いた27年間の無憲法下、今日まで日米安保のもとで続く反憲法下の沖縄の現実に向き合って、不断の戦いをともに戦ってほしい」とまず、訴えました。鳩山総理の「生命を守る」施政方針演説に触れて「普天間基地を一刻も早く返還させ、沖縄県民の生命を守りたい。辺野古の新基地建設に反対し、ちゅら海を守りたい。不平等な日米地位協定を全面的に改定して、沖縄人そして日本人の生命を守りたい」と語りました。そして「沖縄は、受忍限度を越えている。絶望と恐怖から解放されていない」と沖縄の県民の強い意志を訴えられました。
講演終了後、長野駅前で、あいにくのあられ混じりの雨の中、引き続いて街頭から訴える照屋さんの姿を見て、これは引き下がれない戦いであると、あらためて感じました。
照屋さん、ありがとうございました。