2017/6/30 社民党松本総支部「街角トーク」@新村交差点~中川ひろじ代表街宣
20170628 第2回小出裕章公開講座・松本〜「質疑応答 被ばくと放射能」
三上智恵監督作品「標的の島 風かたか」が、7月6日まで上田映劇で上映されています。上田映劇の歴史参照
「風かたか」は、風よけの意味で、「子どもたちを親が風よけとなって育てる」と沖縄民謡の古謝美佐子さんが、米軍族に女性が殺された事件に抗議する県民大会で歌っている。稲峰名護市長が「風かたかになれなかった」と泣いた。名護市辺野古に新基地建設が進み、東村高江にヘリパッド建設が強行された。石垣島と宮古島に自衛隊の最前線基地がつくられようとしている。涙が止まらない、自分は何ができるのだろうか?
6月25日「ぼくらが主権者って知らなくていいんかい」(ぼくしゅけ)が主催する、標記集会に社民党を代表して参加しました。若い人たちが集まって自分の考えを述べることは未来を感じさせますね。私は「今日ここにお集まりの皆さんは、共謀罪に反対で集まっています。テロ対策のために共謀罪が必要だと思っている人たちにどう伝えていくのか。私たちのテロ対策は共謀罪をつくることではなく、テロがなぜ起きているのかその原因を知りその原因を排除することです。」と言いたかったが、なかなかうまく言えなかった。デモは若い人らしいラップ調のサウンドデモで、通行人の目をとめていました。
20170625共謀罪廃止、安倍政権の退陣を求める自由のためのレジスタンスデモ
写真は6月24日中日新聞
翁長知事の平和宣言
沖縄を襲った史上まれにみる熾烈(しれつ)な戦火は、島々の穏やかで緑豊かな風景を一変させ、貴重な文化遺産のほとんどを破壊し、20数万人余りの尊い命を奪い去りました。
私たち県民が身をもって体験した想像を絶する戦争の不条理と残酷さは、時を経た今でも忘れられるものではありません。
この悲惨な戦争の体験こそが、平和を希求する沖縄の心の原点であります。
戦後、私たちは、この沖縄の心をよりどころに、県民が安心して生活できる経済基盤を作り、復興と発展の道を懸命に歩んでまいりました。
しかしながら、戦後71年が経過しても、依然として広大な米軍基地が横たわり、国土面積の0.6パーセントにすぎない本県に、米軍専用施設の約74パーセントが集中しています。
広大な米軍基地があるがゆえに、長年にわたり事件・事故が繰り返されてまいりました。今回の非人間的で凶悪な事件に対し、県民は大きな衝撃を受け、不安と強い憤りを感じています。
沖縄の米軍基地問題は、我が国の安全保障の問題であり、日米安全保障体制の負担は国民全体で負うべきであります。
日米安全保障体制と日米地位協定の狭間で生活せざるを得ない沖縄県民に、日本国憲法が国民に保障する自由、平等、人権、そして民主主義が等しく保障されているのでしょうか。
真の意味で平和の礎(いしずえ)を築くためにも、日米両政府に対し、日米地位協定の抜本的な見直しとともに、海兵隊の削減を含む米軍基地の整理縮小など、過重な基地負担の軽減を先送りすることなく、直ちに実現するよう強く求めます。
特に、普天間飛行場の辺野古移設については、県民の理解は得られず、これを唯一の解決策とする考えは、到底許容できるものではありません。
一方、世界の国々では、貧困、飢餓、差別、抑圧など人命と基本的人権を脅かす、多くの深刻な課題が存在しています。
このような課題を解決し、恒久平和を実現するためには、世界の国々、そして、そこに暮らす私たち一人一人が一層協調し、平和の創造と維持に取り組んでいくことが重要であります。
私たちは、万国津梁の鐘に刻まれているように、かつて、アジアや日本との交易で活躍した先人たちの精神を受け継ぎ、アジア・太平洋地域と日本の架け橋となり、人的、文化的、経済的交流を積極的に行うよう、今後とも一層努めてまいります。
戦争の経験が息づく沖縄に暮らす私たちは、過去をしっかりと次の世代に継承し、平和の実現に向けて貢献を果たす上で大きな役割を担っているのです。
本日、慰霊の日に当たり、犠牲になられた全ての方々に心から哀悼の誠を捧げるとともに、平和を希求してやまない沖縄の心を礎(いしずえ)として、未来を担う子や孫のために、誇りある豊かさを作り上げ、恒久平和に取り組んでいく決意をここに宣言します。
平成28年6月23日
沖縄県知事 翁長雄志
誓い~私達のおばあに寄せて
沖縄県立宮古高校3年 上原愛音
今日も朝が来た。
母の呼び声と、目玉焼きのいい香り。
いつも通りの
平和な朝が来た。
七十二年前
恐ろしいあの影が忍びよるその瞬間まで
おばあもこうして
朝を迎えたのだろうか。
おじいもこうして
食卓についたのだろうか。
爆音とともに
この大空が淀んだあの日。
おばあは
昨日まで隠れんぼをしていたウージの中を
友と歩いた砂利道を
裸足(はだし)のまま走った。
三線の音色を乗せていた島風に
鉄の臭いが混じったあの日。
おじいはその風に
仲間の叫びを聞いた。
昨日まで温かかったはずの冷たい手を握り
生きたいと泣く
赤子の声を抑えつけたあの日。
そんなあの日の記憶が
熱い血潮の中に今も確かにある。
決して薄れさせてはいけない記憶が
私の中に
私達の中に
確かに刻まれている。
少女だったおばあの
瞳いっぱいにたまった涙を
まだ幼かったおじいの
両手いっぱいに握りしめたあの悔しさを
私達は確かに知っている。
広がりゆく豊穣の土に芽吹きが戻り
母なる海がまた
エメラルドグリーンに輝いて
古くから愛された
唄や踊りが息を吹き返した今日。
でも
勇ましいパーランクーと
心臓の拍動の中に
脈々と流れ続ける
確かな事実。
今日も一日が過ぎゆく。
あの日と同じ刻(とき)が過ぎゆく
フェンスを飛びこえて
締め殺されゆく大海を泳いで
癒えることのない
この島の痛み
忘れてはならない
民の祈り
今日響きわたる
神聖なサイレンの音に
「どうか穏やかな日々を」
先人達の願いが重なって聞こえる。
おばあ、大丈夫だよ。
今日、私達も祈っている。
尊い命のバトンを受けて
今
祈っている。
おじい、大丈夫だよ。
この島にはまた
笑顔が咲き誇っている。
私達は
貴方(あなた)達の想(おも)いを
指先にまで流れるあの日の記憶を
いつまでも
紡ぎ続けることができる。
誓おう。
私達はこの澄んだ空を
二度と黒く染めたりしない。
誓おう。
私達はこの美しい大地を
二度と切り裂きはしない。
ここに誓おう。
私は、私達は、
この国は
この世界は
きっと愛(いと)しい人を守り抜くことができる。
この地から私達は
平和の使者になることができる。
六月二十三日。
銀の甘蔗が清らかに揺れる今日。
おばあ達が見守る空の下
私達は誓う。
私達は今日を生かされている。
6月24日戦争をさせない1000人員会北信州の総会があり参加してきました。記念講演は信州安保法制違憲訴訟弁護団長の佐藤芳嗣さんでした。おもに共謀罪のはなしと、安倍首相の憲法9条改正案に対して「集団的自衛権を認めない」の一点で大きな戦いにしていきたいという提起がありました。
私からは、どうやったら若い人たちに共謀罪の問題点や憲法改正の問題点を広げていくことができるのか、この間訴えてきた「カエルの共謀罪」や「治安維持法下の俳句」を紹介しました。