今日、久しぶりに党首討論が行われた。はっきり言って物足りない。鳩山民主党代表の発言に、こんにちの「暮らしと雇用」の破壊をもたらした原因に対する追及が全く無かったことに失望すら感じる。麻生総理の、「国民目線でもっとも関心のあることは『政治とカネ』の問題だ、説明責任を果たさずして、3年後の企業団体献金禁止は論理のすり替えだ」発言は、鳩山民主党代表を言っていたが、自民党の皆さんの西松建設からの献金問題はどうするのか!これでは国民の政治への信頼を回復できない。また、企業団体献金は当然だ」という麻生発言、「企業からの献金は必ずしも悪くない」という鳩山発言は、憲法を踏みにじる問題発言だ。憲法は等しく国民に主権があることをうたっている。企業団体献金は、国民主権の精神をゆがめるものとなる。それは、自公政権による構造改革路線が、弱肉強食、強い者だけが生き残れる社会をつくり、今日の不況の中でその勝者である大企業にさらに手厚く補助をするような政策になっていることに、なぜ違和感を感じないのだろうか!この国のトップの政治家の精神までもが壊れているとしか言いようがない。政権交代は、あくまで政治を変えるための手段にすぎない。変わっても変わらないでは困る。変わって、変えることができる政権の樹立をしなければならない。
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5月23日(土)松本市職労退職者会の総会があり、あいさつをさせていただく。久しぶりにいきあった先輩もいて、皆さんに励まされました。
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日曜日の大町商店街を歩く。シャッターを下ろしてる店、日曜休みの店もあり、開いている店は少なかった。老舗の洋品店の親父さん「すべて小泉の改革のせいだ」とご立腹。写真は、大北地域で唯一残った洋服の修理を商いとするお店のご主人。店先にご主人の詩があったので紹介する。
”駆け抜けし70余年、絵も恥もかく
欠陥なる詩作り 服もシッカリ作る”
”日々人影消えゆく街中で ワレ感謝しつつ針の尻ツツク”
100年続く3代目だそうで、良かった時は従業員もいた。悪くなってきて、従業員に辞めてもらうのに、「破産すれば退職金も全部は払わなくてもいい」と言われたが、信用第一と考え借金をして退職金も払ってきた。「三代目になると新しい知恵や工夫はしないからダメだ」と笑って話す。
アメリカの圧力を受け、2000年6月それまでの「大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律」(大規模小売店舗法、略称「大店法」)が、廃止され、新たに「大規模小売店舗立地法」(略称は、大店立地法)がつくられ、これまでの売り場面積や営業時間に関する規制がなくなり、次々と郊外へ大規模店舗が建設された。その結果、地方小都市の小売店舗は閉鎖を余儀なくされるところが多く、シャッター街と化した。郊外店は自家用車で行く以外なく、公共交通の衰退もあり、街中のとりわけ高齢者が歩いていく範囲に買い物ができる場所がなくなってしまうなど生活に大きな影響を及ぼしている。
こうした状況を受け、各地で様々な街づくりの取り組みが行われている。私は、環境問題も含めて、街中に人を呼び寄せる公共交通のあり方を研究したらどうかと思っている。海外でも特にヨーロッパでは、新しいタイプの路面電車の利用や、使いやすい公共交通の整備により街に活気が戻ってきている報告はかなりある。人の移動と言うことにもっと積極的に投資をする必要がある。駐車場の整備よりは、完全に街中を公園化し、公共交通以外入れないようにする。これまでもこうした取り組みに対して既存の商店街からは、駐車場確保を優先にすべきという意見もあったが、街全体を一つの大型店舗と考えれば可能ではないか。
いずれにしても政治が壊した地方の商店街、政治を変える以外ない!
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安曇野市で母校の美須々ヶ丘高校OBの有志の会が開催され、参加。大勢の皆さんから激励の言葉をもらったり、懐かしい思い出話に話が咲き、楽しい会でした。
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5月15日(金)長野・上水内地区の決起集会が、長野市で開催。大勢の皆さんの前で話をするのは久ぶり。鉄道退職者の会の先輩から、「さいごまで足を動かせ」と言われ肝に銘じる。