20160328 第４３５回「月曜の声」

20160328 第４３５回「月曜の声」

社会民主党長野県連合第24回定期大会

　
社会民主党長野県連合第24回定期大会を開催しました。参議院選挙長野選挙区予定候補者杉尾ひでや氏も来賓として迎え、力強いご挨拶決意表明をいただきました。また全国連合からは又市征治幹事長が来られ、情勢報告をしていただきました。

今大会は、参議院選挙に勝利し戦争法制を廃止するための意思統一の場であり、安倍首相が”本気で憲法の改悪を進め、本格的に戦争ができる国にしようとしている”ことに対して反対するすべての皆さんと力を合わせて、戦争をさせない1000人委員会などの市民運動と選挙闘争を全力で戦う必要性を幹事長の立場からお訴えをさせていただきました。

大会では、これまでの戦争をさせない1000人委員会の取り組み、青年のみなさんの思い、子どもの貧困について、非正規労働者や奨学金600万円の借金を背負って就職をしている話など、社民党がこの参議院選挙で訴えるべき中身を補強してしていただきました。

参議院選挙勝利に向けがんばろー！

3月25日 金曜アクション

3月最後の金曜アクション。昨日開催した集会の内容を中心にお訴えしました。（動画あります）

半田滋 講演会

　
戦争をさせない１０００人委員会・まつもとが主催して「戦争法廃止を求める市民学習会」が行われました。

一部は、以前にも来ていただきましたが東京新聞論説委員の半田滋さんから、安保法案の成立までの経過と問題点、今後の課題についてお話をいただきました。

第２部は、安保法制は「一見明確に憲法違反」の法律であることから、違憲訴訟をどうすすめるかという問題提起を中心にパネルディスカッションが行われました。（動画あります）

信州地域資料アーカイブ

　
長野県下の図書館はじめ、博物館、文書館等には膨大な地域史料が保存されています。これらの地域史料は大変有用なものが多く、その地域のお宝ともいえます。信州地域史料アーカイブは、NPO長野県図書館等協働機構（長野県図書館協会）が中心となり、このような貴重な地域史料をデジタル化し公開するものです。高精細画像でご覧いただけるとともに、1点ずつ現代訳、翻刻・読み下し、解説が付いていますので、誰でも読むことができます。また、キーワード検索もできます。

　
本日は完成発表会が、松本市文書館で行われるということで、妻と娘と家族で出席しました。県内の各地域で歴史や古文書の研究をされているみなさんがお集まりいただき、それぞれの研究分野のさわりだけご案内をいただきましたが、それでも十分興味をそそるものでした。


現在、ネット上にあるのは約１００点ですが、本文・解説・現代訳・翻刻があり、これから研究を始める人にも入門書として活用できる内容となっています。ここまで来るのにも大変だっただろうと容易に推測できますが、これからも結構大変だと思われます。

荒海や佐渡に横たふ天河

21日は新潟へ出張。米山SAで遠くに見える佐渡島を映す。公園に松尾芭蕉の佐渡を読んだ俳句の碑がありました。
社民党は、今度の参院選で吉田ただとも党首、福島みずほ副党首が改選となります。二人の再選を勝ち取ることが至上命題です。
しかし一昨年の衆院選の比例票では一人しか当選させることができません。そこで各ブロックで党首、副党首に成り代わって訴える候補者をつくることにし、長野県が所属する北信越ブロックでも候補者を出す相談をしてきました。

参議院選挙の課題について

　
この夏の参議院選挙の課題について、お話をしてきました。
安倍総理は本気で、この国の在り方を変えるため憲法を変えようとしている。
戦争をしない、できない国から、戦争ができる、する国へ変えようとしている。変えてしまった。
だから、元に戻すために野党が共闘をしなければならない。

戦争法を廃止すること、放射能から子どもたちを守ること、格差と貧困の社会から労働環境の改善を通じて持続可能な社会をつくること、などについてお話をしました。(動画あります）

アルピコ労組春闘総決起集会

　
3月22日今春闘の中小の集中回答日である明日を目前にして、アルピコ労組が総決起集会を開催しました。

　
会社再建、厳しい地域交通環境、一方で求められる安心安全、労働者は一生懸命頑張ってきたし、今も頑張り続けている。
アルピコグループが信州の中で一流の企業であってほしいし、そうであるならば一流の賃金を社員に払って、アルピコで働きたいというこれからの若い人が増えるようにしてほしいものですね。（動画あります）

参議院選挙長野県選挙区 野党共闘協定に調印

　
３月２０日、９月１９日の戦争法案の強行からちょうど６カ月。参議院選挙で安倍政権を倒すために民主・社民・共産の野党三党が共闘協定を結び、杉尾ひでや氏を野党統一候補として確認しました。

信州市民連合の松本猛さんから「アメリカの大統領選挙におけるトランプ現象は既成政党既成の政治家に対する批判。自分の言葉で話していることに共感が広がっている。杉尾ひでや現象を起こすことができるのか、自分の言葉で語ってほしい」。ママの会からは応援エール。会場からは言葉にはしなくても熱い思いがヒシヒシと伝わってくる集会となりました。

（動画①　動画②）ツイキャスビュワー　BY　nukaboko

アベノミクスの検証 立松潔山形大学名誉教授

山形大学名誉教授の立松潔先生の「アベノミクスの検証」の講演をお聞きしました。以下要点。　動画①　動画②

１、異次元金融緩和からマイナス金利政策へ
原油安、中国経済原則、急速な円高→マイナス金利政策～しかし、日本銀行が供給したおカネの大部分が金融機関の日銀当座預金として滞留し、投資や消費など経済活動に有効に使われていない。マイナス金利政策の真の狙いは円高阻止。しかし円高が進行。実体経済においても、資金運用難による金融機関の収益圧迫、賃上げ抑制による消費低迷、円高による輸出企業の利益の縮小。

２、第２ステージ入りしたアベノミクス
デフレ対策から人手不足対策へ、労働供給の減少が将来に対する不安・悲観へ
個人消費の低迷は実質賃金の低迷減少が原因。企業の設備投資が伸びないのは海外展開に力を入れているから。

３、ローカル・アベノミクスと地域間格差拡大

４、混迷するアベノミクスと今後の課題
①デフレ克服は、非正規労働者の待遇改善と社旗保障の充実から
②派遣労働への規制強化、非正規の正規化、長時間労働の抑制、労基法違反や安全管理に対するチェック
③地域製造業振興策の推進

（感想）
アベノミクスは株高円安で企業利益をつくりだし法人税は減税する、公共事業の大盤振る舞いで、企業の安倍政権への支持は強い。一方で、限界もあり実体経済が改善されないので労働者の賃上げがない、設備投資は進まない、海外投資へ。海外投資の拡大による国民意識の変化があるから安保法制を容認する意識がつくらている。