日曜日にあいさつ回りをしていると、テレビを見ていて「何だあれは」とい言われるという話は、先週も書いた。今日も、同じように言われたが、これが「政治に期待できない」という思いに変わりつつある。派遣労働者が次々と首を切られている。小泉劇場以前には景気が悪化しても、正社員の首を切るには、首切り4条件(①解雇を回避するために、あらゆる努力がつくされたか。②解雇の人選基準が合理的であり、その適用基準も合理的であるか。③労働者および労働組合と事前に協議を尽くすなど、解雇にいたる手続きに合理性・相当性があること。④どうしても整理解雇しなければならないなどの経営状態にあるか。)があった。派遣では、「ただの雇い止めだという」。景気の悪化のもとで、雇用が悪化することは今までも何回となくあった。そのたびに、労働者は抵抗し、首切り4条件をつくってきた。企業は困って派遣労働法をつくり、規制緩和で適用職種を拡大し、小泉総理のときに、ついに製造業にまで拡大してしまった。一昔前なら、社員の首を切るのにも会社は大きな犠牲をはらわねばならなかった。しかし、派遣労働法の拡大で、いとも簡単に労働者の首を切れるようになった。そして、会社は海外へ。「会社は残っても、社員はいない」「国は残っても国民はいない」。こんなことでは、国は滅びる。その状況にあることを、どれほどの政治家が分かっているのか。政治遊びを止めろ!今すぐ、雇用政策を!!
社民党の緊急失業対策
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