小学1年、2年の夏休みの工作がそれなりに評価(1年生のものは自力ではないにもかかわらず)されたことを勘違いして、以降ずっと適当なものを作って小学校生活を過ごしてしまいました。当然ロクなものはできません。
中学生になっても同じ調子でいったのですが、3年生の夏休みの工作は何を思ったかラジオを作ることにしました。それも真空管式ではなく当時最先端?のトランジスタ・ラジオです。
実は2年生のとき、雑誌に載っていた回路図をもとにトランジスタ・ラジオを組んでみたんですが、大失敗で何も音がなりませんでした。回路図から実体に落とす方法が分からなかったのですが、誰も尋ねる人もおらず適当に半田付けしたらやっぱりなりませんでした。
その後その雑誌に一石トランジスタ・ラジオのかなり具体的な記事が掲載されていました。雑誌の次号に二石増幅回路部分が出ていたので前号の部分と足し算した回路を書いてみました。その回路図で使う部品が雑誌の通販部門から買えたのでこれなら間違いはなかろうと思い一式揃えて製作することにしました。前の失敗は全然分かってないのに桑名市内の模型店で適当に部品を選んだのが間違いでした。