リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

BWV1006a(19)

2024年08月19日 22時01分39秒 | 音楽系

109-116小節

もうこのあたりになると「難場」は過ぎ去り、割合とリュート的に自然な音の流れになります。113小節目のバスの下線はオクターブ弦のみを弾くことを示しています。94小節目でも同様の弾き方を使いました。114~116小節目は3コースをシ♭にしたおかげで左指は多少楽になっていますが、3コースの張りが強くなった分、音が目立ちがちなので弾くときは注意が必要です。

117-124小節


できるだけリュート的なポジションにしたつもりではありますが、リュート奏者が作った曲と比べるとこれでもまだ弾きにくいかも知れません。サウンドとしてはとてもリュートっぽいのですが。