リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

メディアマルクト

2005年05月21日 19時41分10秒 | 日記
ウチのすぐ近所にメディアマルクトという総合コンピュータ&家電ショップがあります。徒歩1分です。(笑)場所は、駅の南口(ウチのある方)で、跨線橋と一緒に作られたようです。ちょうど私がこちらに住み始めてすぐ(2003年9月)に開店しました。取扱商品は、コンピュータ関連、携帯、ファックス関連、小物家電、CD、DVDなどです。
開店当時早速CD-Rを買いに行ったんですが、高かったのにびっくりした覚えがあります。日本なら某国産有力メーカーの品でもその当時一枚40円くらいで買えたのに、メディアマルクトではなんとその3倍くらいしました。今は、そこそこ値段は下がってきましたが、当時は「えー、なんでー?」って感じでしたね。
コンピュータに関してはほぼ全てのものが揃っています。単体のHDDやマザーボード、CPUもそう多くはないですけど、おいてあります。日本だとこういう品が置いてある店は、すごいマニアックで何でも知っている店員が一杯いるんですけど、メディアマルクトのお兄さんは素朴です。以前、周辺機器がプラグインパワーに対応しているかどうか聞いてみたら、
「え?何?そういう質問はしないでください」
だったですからね。ま、もっと詳しい人もいるんでしょうけど。
メディアマルクトでは今までに何回か買い物をしました。CDプレイヤーなんか4回も買いました。って別にウチに4台ずらっと置いてあるわけじゃないですよ。次から次に壊れたからです。CDプレイヤーなんて、安物でもいいかって思って、最初5000円くらいの買ったんです。それが1週間もしないうちに電源スイッチが接触不良で、クレーム。ところがクレーム受付のお姉さんがそれにスイッチを入れたときたまたま電源がうまく入り、
「はい、大丈夫ですよー。新品とは交換できませーん」
と言われて、
「だからー、スイッチの接触が悪いって言ってるでしょ。こうやって・・・あれ?またうまくスイッチがはいちまったな。もう一度・・・もう一回・・・ね、入らない方が多いでしょ。」
そのあとまた何回かお姉さんもスイッチを入れてみてやっと納得。接触が悪いという意味がわかってないのかしらん。
晴れて同じメーカーの品に交換してもらったのはいいのですが、それがまた10日もしないうちにレーザーピックアップの調子がおかしくなり読みとりが上手くできなくなってきました。で、また件の受付のお姉さんのところに。日本ならこういう場合は平身低頭のところですが、なんと「また、お前か」って感じでした。今度ははっきり読みとれないので、すぐ引き取りに応じてくれたんですが、何と最後に「今度はもう受付けませんからね」って言ったのには驚きました。まるで私の扱いが悪いみたいな。今度は少しお金を足して別のメーカーのものにしました。
3台目はそれなりに使えましたが、3ヶ月くらい使っていたらまた読みとりがおかしくなってきました。また、交換か、と思って保証書を探したら、ない!1台目、2台目のときはレシートも保証書もあったんですが、今回はどちらもない。どちらもなければあのお姉さんが交換してくれるわけはないなと思い、泣く泣く新しいのを買うことに。トホホ。
今度は、もう絶対壊れないようにということで日本製(日本メーカー製じゃなくてね)を買うことにしましたが、それがまた恐ろしく高い。何と2万ン千円!何でこんなCDプレーヤーごときにとは思いましたが、やはりそれは正解でした。今日に至るまでCDかけまくっていますが、まったく問題なしです。日本国内なら、どんなに安くても壊れないというのは当たり前ですけど、スイス(バーゼル?)ではそういう常識は通用しないようです。こっちで買った安物の時計もすぐ壊れてしまったし、こっちで壊れず性能のいいものを買うには、しかるべきお金を払いましょう、というのが教訓のようです。でも5000円で買った電子レンジはまだ使えますね。実はとっくに壊れていて、マイクロウェーブが漏れまくりだったりして。

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