リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

バンジャマン・アラール

2014年06月06日 16時33分32秒 | 音楽系
注文してあったCDが届きました。



バンジャマン・アラールのオルガンでバッハのトリオソナタのCDです。実は彼は私と同時期にバーゼルで勉強していた人です。素晴らしい才能を持った人で天才と言われていた人ですが、どうもダンスだけは苦手のようで、ルネサンスダンスの授業の時になかなかステップが上手く踏めずこまっていたシーンが思い出されます。

彼のことをドイツ語式の読み方で「ベンヤミン」と読んでいたので、カタカナで書かれた彼のCD紹介をネットでみても同一人物だとはわかりませんでした。おまけに先生にに対してもそうですが学生同士では名前でしか呼び合っていないので、「古楽の新星アラールの新譜!」といったコピーではピンときません。なにげにCDのインレット写真を見てみましたら、ベンヤミンなのでびっくりしました。そうか、そういや彼はフランス人だったのでした。

当時彼はまだ十代後半、今でもまだ30に届いていません。正に天才ですね。CDのレーベルはアルファです。

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