福島第一原発の処理水海洋放出が24日にも始まるそうです。岸田首相と漁業関係者の話がもたれましたが、双方の声とそれを伝えるマスコミの報道姿勢をよく見てみますとなかなか興味深いです。
全漁連の会長さんは、「(首相との)約束は破られてはいないが果たされてはいない」
うまいこといいますねぇ。この方きっと有能な政治家になれるのではないかと思います。政府側も漁連側もなんとなく納得してそしてご自分の立場も安泰ないいかたです。まぁそれでも漁連側に、政府の方針に従って下さい、と言わんとしている感じが一番多く伝わる感じがします。
現場の漁師は、(わしらは放出に大反対だ)という内容のことを熱く語ったあと、「首相がワシらの前に来て頭を下げて頼んだら、ワシも腹はたたんわな」とポロッと仰いました。岸田さん聞きました?これってとても重要なことですよ。こういうことをちゃんとすることが政治家の仕事です。
テレビのコメンテータ1、「科学で大丈夫といっても心のどこかに疑いの気持ちがある」だから海洋放出するのは信じられないという意見。
同番組のコメンテータ2、どこの原発でもトリチウムは放出している。海洋放出反対というのは中国などの外交のカードとして使われているにすぎない。首相が漁師達と魚を食べて話合いなどを持てば理解し合えるのではないか、という意見。
台風7号はどっかの国の陰謀で日本に上陸するように仕組んだ、という人はさすがにいません。でも風評は自然発生ではなく誰かが一番最初に操作しているものです。多分コメンテータ2の言うように日本の周りの外国が外交カードとしたりまた日本の世論工作をしているのでしょう。一部の政党はまるでその代理店みたいだし。コメンテータ1の意見はよく聞く意見ですが、これは視聴者に不安を煽っているだけです。
日本の政治家がすることはもっと積極的に世界に訴えかけることです。でも岸田さんは外交の場で訴えかけるようなことは得意なんでしょうけど、もっと泥臭い方法、それこそ「ワシらの前に来て頭を下げる」なんてことはようせんでしょうなぁ。なんせお公家さん集団の流れを汲む派閥出身ですから。実際に頭を下げたりするかどうかは置いておいても、こういう調整をするのが本当の政治家の仕事だと思うんですけどねぇ。
またマスコミは、漁業従事者と政府の対立の構図を煽ってばかりいますが、ことの本質は風評被害が出ることです。科学的な安全性はIAEAを始め専門家の先生が何人も証言をしています。どんな物質でも薬にもなり人畜無害にもなり毒にもなります。塩は摂取しないと生きられませんが、摂取しすぎると病気になります。中国のムリ筋のいいがかりを巧妙に補強するようなコメンテータ1のようないいぐさは慎むべきです。風評被害を作っている人、機関、国家に対してメスを入れるべきです。マスコミや一部の政党はいったいどっち向いとるんですか。
全漁連の会長さんは、「(首相との)約束は破られてはいないが果たされてはいない」
うまいこといいますねぇ。この方きっと有能な政治家になれるのではないかと思います。政府側も漁連側もなんとなく納得してそしてご自分の立場も安泰ないいかたです。まぁそれでも漁連側に、政府の方針に従って下さい、と言わんとしている感じが一番多く伝わる感じがします。
現場の漁師は、(わしらは放出に大反対だ)という内容のことを熱く語ったあと、「首相がワシらの前に来て頭を下げて頼んだら、ワシも腹はたたんわな」とポロッと仰いました。岸田さん聞きました?これってとても重要なことですよ。こういうことをちゃんとすることが政治家の仕事です。
テレビのコメンテータ1、「科学で大丈夫といっても心のどこかに疑いの気持ちがある」だから海洋放出するのは信じられないという意見。
同番組のコメンテータ2、どこの原発でもトリチウムは放出している。海洋放出反対というのは中国などの外交のカードとして使われているにすぎない。首相が漁師達と魚を食べて話合いなどを持てば理解し合えるのではないか、という意見。
台風7号はどっかの国の陰謀で日本に上陸するように仕組んだ、という人はさすがにいません。でも風評は自然発生ではなく誰かが一番最初に操作しているものです。多分コメンテータ2の言うように日本の周りの外国が外交カードとしたりまた日本の世論工作をしているのでしょう。一部の政党はまるでその代理店みたいだし。コメンテータ1の意見はよく聞く意見ですが、これは視聴者に不安を煽っているだけです。
日本の政治家がすることはもっと積極的に世界に訴えかけることです。でも岸田さんは外交の場で訴えかけるようなことは得意なんでしょうけど、もっと泥臭い方法、それこそ「ワシらの前に来て頭を下げる」なんてことはようせんでしょうなぁ。なんせお公家さん集団の流れを汲む派閥出身ですから。実際に頭を下げたりするかどうかは置いておいても、こういう調整をするのが本当の政治家の仕事だと思うんですけどねぇ。
またマスコミは、漁業従事者と政府の対立の構図を煽ってばかりいますが、ことの本質は風評被害が出ることです。科学的な安全性はIAEAを始め専門家の先生が何人も証言をしています。どんな物質でも薬にもなり人畜無害にもなり毒にもなります。塩は摂取しないと生きられませんが、摂取しすぎると病気になります。中国のムリ筋のいいがかりを巧妙に補強するようなコメンテータ1のようないいぐさは慎むべきです。風評被害を作っている人、機関、国家に対してメスを入れるべきです。マスコミや一部の政党はいったいどっち向いとるんですか。
強く同感です。
この件に関しては、喧々諤々の議論や時には険悪な事にもなるところですが、私も経緯をずっと見守っていました。
おそらく、この辺りが落としどころという分岐点で話の場が持たれたはずですし、官僚を初めとして相当に周到な事前準備と根まわしなどが行われたのでないでしょうか。
その場で、何を言うか!帰れ!などというつかみ合いのケンカ腰の場面になるはずがありません。政府も本業が始まる前の相当前から事前調整をし関係各所の人たちまで丁寧な説明を懇切に行ってきたのだなと、ニュースで見ていて思ったほどです。
世の中、どこで、どこの誰がデマや工作をしてるかわかったものでないです。IAEAの担当者も福島に常駐し監視するというほど徹底されているのですから、まず安全だと思います。風評というのは厄介なものです。人間の心の奥底に潜む本音や本心というものは難しく外からはわからないものですが、政治やマスコミは本当の諸悪の根源にこそ追求の目を向け、根拠も無いデマのようなコメを発する輩を戒めるべきだと思いました。
まったく先生の仰るとおりだと思いました。
関係者と同じ目線に立つこと、まさにこの点ですね。
漁ができなくなることの不安の払拭のために、科学的根拠をもって、あらゆる努力を政府にはしてほしいと思います。