リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

レイアウト

2022年06月07日 12時05分40秒 | 音楽系
2020年の2月頃に半年近くかけた翻訳、VARIETIE OF LUTE-lessonsを書籍の形にするべくイラレでレイアウトを始めています。翻訳は当ブログに連載しましたが、連載終了後にすぐレイアウトを始めたらよかったのですが、しばらくほったらかしにしていていました。別に忘れていたわけではないのですが・・・

翻訳がちょうどコロナ禍が始まる直前に終了し、コロナ禍の出口が見えてきた最近書籍化始動というのは何かの因縁?コロナウィルスが書籍化を妨げていた?みたいな感じもしますが単なる偶然でしょう。

出版をいくつかの出版社に持ちかけましたが、ニッチなものだけになかなか取り合ってくれないので、取りあえず「ナカガワプロジェクト」(プライベート出版レーベル)で形にしてからまた売り込んでみようかと考えています。あるお方から出版するための補助を申請する方法もあるとアドヴァイスも頂いています。

ブサールとダウランドの小論のみを書籍の形にしようかとはじめは思っていましたが、曲集の部分もつけることにしました。タブは現代式のものに書き直すことも考えましたが、原典のそのまま掲載することにし、原本の印刷ミスを校正するだけにすることにしました。また五線譜もつけてはとも考えましたが、すでに何点か出版されているのであまり意味がないので、これもやめました。要するに原典の英語を日本語に置き換えるということだけに限定することにしました。

まぁそうすると売れるのは日本国内(日本語ネイティブ向け)に限られてしまうのが残念なところですが、翻訳本という性格上これは仕方ありません。

翻訳と脚注は出来ているので毎日少しずつ進めたら多分一か月もあればできるのではないかと思います。ブログに連載したものから少し訳の手直しをしていますが、レイアウトをしている内にまた手直しを始めたらもう少しかかるかも知れません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿